1973年9月 留萌本線、函館本線
宗谷本線、名寄本線での撮影を終えて塩狩を後にした私は、
最後の目的を達成するべく留萌本線と函館本線へ向かった。




まず、留萌本線と羽幌線のみに運転されていた「D61」を撮影するため、留萌本線の石狩沼田へ。
D51との共用運用であったため、どちらの罐が来るかは運次第。幸運にもD61が来てくれたが…




露出に失敗し、こんな画像でしか残せなかったのは痛恨の極み! 残念でなりません…。






石狩沼田で撮影後、函館本線の塩谷へと向かった。 ここでの撮影目的は、C62が牽引する普通列車“132レ”。
この列車、すでにD51での牽引が常となっており、「SLダイヤ情報」誌にもそのように掲載されていたのだが、
『C62牽引の場合もある』という噂も聞いていたので、僅かな可能性に期待して訪れてみることにしたのだった。
小樽築港機関区所属のC62は、スワローエンゼルC622が梅小路へと移り、C623一両のみが在籍していた。




最初に撮影したのは、函館発旭川行き普通列車“121レ”。この列車「SLダイヤ情報」誌に掲載されておらず
DL牽引の予定が急遽変更になったのだろう。またも露出に失敗したのは、咄嗟の対応ができなかったためか?






続いて、D51牽引の貨物列車“1196レ”。これも、もう少し撮り方がどうにかならなかったものか…。






後追いのカット。 爆煙だっただけに、自分の未熟な撮影技術が惜しまれる。






いよいよ大目的の、小樽発長万部行き普通列車“132レ”がやって来た。






D51の可能性が高い中で、C62がやって来て本当に感激した。
これも、もう少し上手く撮影できていればなお良かったのだが…。


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