1973年9月の宗谷本線
大学一年生の夏休み、念願だった北海道への撮影旅行に出かけました。
一番の目的は、最北端の宗谷本線を走るC55を撮影することでした。
撮影したい路線は山ほどある中、真っ先に宗谷本線へと向かいました。



初日は迷わず塩狩駅へ。この駅はサミットの頂上にあり、SL撮影には格好の場所です。
下り列車は蘭留側、上りは和寒側から狙えば急勾配を登る迫力のあるSLが撮影できる。
駅前には旅館兼ユースホステルがあり、この時はそこのユースホステルに宿泊しました。


まず、下り列車狙いで蘭留側から撮影。 この列車は、上り急行「宗谷」を後追いで撮ったのものか…?





大目的のC5530牽引の「321レ」がやってきました。 いい煙!





後追いでも撮影。





つづいて、D51牽引の貨物列車がやってきました。





こちらも後追いで撮影。





場所を変え、和寒側から上り「324レ」を狙いました。  何ともひどい画像!!





翌日は名寄へと向かいました



名寄駅に停車中のC5550。





C55といえば、直径175cmのスポーク動輪が特徴。





名寄駅を発車するC5550牽引の324レ


撮影行程の記録が残っていないため、今となっては記憶に頼るしかないのですが、
前日に東京を出発し、特急はつかり→青函連絡船→函館本線千歳線経由の夜行急行
等々を乗り継いで宗谷本線入りしたのでしょう。津軽海峡が大シケで青函連絡船が
ひどく揺れて、船酔いに悩まされたことだけは今でも鮮明に記憶に残っています。


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