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FM802 成人の日スペシャル企画

DAIHATSU DREAM SPECIAL
MOVIN' GENERATION


2002.1.14 10:00-18:55
DJ=石井竜也/加藤美樹
 リポーター=西田新
GUEST=ゆず×CHAGE&ASKA/地球ゴージャス(岸谷五朗×寺脇康文)/RAG FAIR
コメントゲスト=倉木麻衣

9時間という長時間のDJをつとめることになったびゅーちーさん(笑)。
前日のファンクラブサイトの書き込みもかなりテンション高かった。
誰しも、9時間もテンションを保てるのだろうかと心配したけど、蓋を開けてみたらやっぱりハイテンションのまま、つっ走っておられたよう(笑)。

私が聞けたのはラストの2時間半のみだったので、当日の企画のあらましを書きますと以下のような内容。

新成人によるディベート企画。
西田新がドレスアップした新成人を捕まえ、20歳の決意や成人式の感想を番組ホームページにアップ。

また、素敵な新成人をピックアップしスタジオに招待。スタジオで待つ石井さんとご対面というハプニングも用意。
1981年に起こった出来事や音楽シーンに関する3択クイズ!
ネット上のタイムカプセル。この1年間の目標や夢をメールで送ると1年後に802からのメッセージが送信される。
新成人の生まれた1981年にヒットした洋楽・邦楽をノミネート。リスナーの投票により、それぞれTOP5を発表。

などなど、さまざまな企画が用意されていた模様。


関西圏とはいうものの、私が住まいいたすところは、かなり西の地域でして、
大阪局のFMを自宅で聞くことは難しいのです。
やり残しの仕事を片付けるために、休日の会社へ潜り込む。
あわよくばそこでウォークマンによる録音を試みようとしたのですが、……
私が持っているMDウォークマンにはラジオ機能がないことが、行きの電車の中で判明〜(爆)。
あらら〜〜^^
仕方なく、仕事を片付けてから、ビュー友ごまさまのお宅へ襲撃〜!
ということで、結局、私が聞いたのは、16:30以降からということになりました。

その中で印象に残っているところをレポいたします。



まず、ごまさまのお宅へ到着早々、懐かしい 「I CAN BE 」が流れている。
新曲「あなたに」は2回かかったとのこと。
そして、曲が終るとかなりハイな石井氏の声が。
街に出かけたレポーターに対して、
「おい西田〜!」とか
「オマエなぁ」
なんて言葉がポンポン飛び出している
()
そして、──
「連れて来なさい〜!」、「飲ましてやっちまえ!」
なんていう過激トークが……。
《ほよーー、カールさん復活〜:笑》
それは、目に留まった新成人をスタジオに連れこんで、石井さんと対面させて驚かせてしまおう。
という企画のようでした。


終始そういう調子だったのですが、地球ゴージャス岸谷五朗&寺脇康文さんとのトークはちょっぴりマジメ。
互いのステージを決してお世辞ではなく賞賛しあっていました。
地球ゴージャスは、すき焼きを食べる芝居で、臨場感を出すために舞台裏で本当にすき焼きを作ってにおいを客席に送ったりしたとか……。
米米もエッチなバラードの時に香水を会場に撒いたりしたというお話が。(そんなこと…あったんだ…
^^
地球ゴージャスの芝居は、芝居芝居した大袈裟さがなく、かといって芝居もしっかりしていていいと、石井氏の談。「みんな誤解してません?演劇ってクサイものだって?
() でも本当はそうじゃないんですよね。」

あと、岸谷さんが、
「前に一度桑田さん(サザンの)が見にきてくれたときに、『僕も舞台に上がりたくなった』
というコメントをいただきまして、僕らにとっては最高に嬉しい言葉でしたねー。
米米のステージもそうですもんね。」
石井:「客が参加したくなるようなものにするには、実は計算がいるんですよね。
色んなことをやっていく中でつくづくそう思いました。」
《なるほど、深い…》

石井:「やっぱりやりながら、ここはもう少しこうしてみよう。……ていう風に変えたりします?」
岸谷:「変えますね。お客さんの反応とか見たりしながらね。」
石井:「そうだよねー。」
岸谷:「初日と楽日ではまったく別のものになってますよ。
だから、好きなお客さんは初日と中日と楽日をチェックしているみたいですねー。」
この会話もツボでした〜。
まぁまぁ、ビューラーと同じ行動パターンではないの!?(爆)

次の芝居が病院を舞台にしたものになるようで、
「病院というのはいろいろな仕掛けができる。救命器具ひとつとってもすごく面白い。」と言うと、
石井さんは「僕もこの前ちょっとしたパンフレット作るのに古い病院で撮影をしたんですけど、医療器具って面白いですね。形ひとつとっても非常にアーティスティックで、……思わず1個持って帰ろうかと思うほど面白かったです。」
すると岸谷さんは「手術室だってすごいでしょ。あのライトだって、ステージでもないのにあんなライトがあるのはあそこくらいのもんですよ!(爆)」(←コレ受けました。)
そんなこれからの芝居のネタをココで言っちゃっていいの?
といいつつ、どんどん盛り上がる病院ネタが最高でした。

そして、岸谷さんとの出会いは、
「KOME KOME WARのプロモの時だそう。
当時岸谷さんのラジオに米米が出演したのが最初だったとか。
当時、岸谷さんは映画「月はどっちに出ている」の撮影中大怪我をして、大変落ち込んでいた。
岸谷さんは当時を振り返ってこんなことを。

「感動したのはね、僕があまりに落ち込んでいたので、番組の終わりにメンバーのみなさんが励ましてくれたんですよ。それこそボンさんとかみんなが、真顔で『今が最悪の時で、これからどんどん良くなりますよ』って……。当時
僕みたいな何に出ているのかも分からないような役者に対してねぇ、あの時はホント嬉しかったんです。」
おお〜!なんていい話。そして久々のボンちゃんネタが嬉しい!!
すごく嬉しい!
ボンならきっとそう言うだろうなあ……。
するとテッペイちゃんが、
「だって、岸谷さん、それほど憔悴しきってたんだもん。思わずああ言わせてしまうほど大変でしたよー
()
《いや〜、彼のシャイなところが垣間見える反応です。》

最後に新成人へのメッセージ。
寺脇さんが言いことをおっしゃってました。
「夢を持つこと、持ちつづけることが大切。もちろんそれに向う努力もあるんだけれど、あきらめずにイメージしつづけてください。」
岸谷さん「同じです(爆)」
そこで、石井さんから「もっと岸谷さんの言葉で何か言ってくださいよー」と突っ込み
^^
岸谷さんは「とにかく努力した。自分でも褒めたくなるくらいに、正月から稽古場で芝居の稽だをしてました。だから諦めずに努力しつづけることが大切」
それを受けて石井さんが、
「楽しんでいるうちが努力なんだよね。それを自分ひとりだけがこんなに苦しんでる…なんて思いはじめるともうそれは努力じゃない。でも、努力してたら誰かが見ててくれますから。これは本当ですよ。絶対に誰かが見ていてくれます。」
普段から石井さんが言ってることですが、改めて心に響くものでした。


この対談の前後に、お悩み相談のコーナーがあった
東京からの関西に来ている大学生の「とも」さんが電話口に。
この時の石井クン、相談者を呼び捨て。さらに「お前」と呼ぶ!

口調としてはこんな感じ、……
「だから、とももなぁ、友達は友達の人生があるんだから、そこは考えることないんじゃないか?お前はお前なんだから…」
これで、ごまぴんと二人「何ぃ〜その言い方ぁ〜!」とわめいておりました。
計算され尽くした馴れ馴れしい語り口が、これまた(笑)。
女の子が喜ぶであろうことを想定してのこの言い方〜。
でも自分が言われたら、……その意図が見えるだけにちょっとダメかも〜〜(爆)


そして、レポーター西田さんが、モデルのように美しいと絶賛の新成人の女性がスタジオに到着!
石井クンは隠れていて、
beleive me のBGMとともに彼女の前に現われ、ビックリさせることに成功〜。
そして言うことといったら歯の浮く言葉のオンパレード。
「急にココがお城のように感じる」と、彼女の美しさを称え、
西田さんに対しても今までの呼び捨てはどこへやら(笑)、
「すごい!さすが!後光がする」との持ち上げよう。
さらに、彼女がインタビューに答えるのを聞いて、
石井:「ちらっと出る関西弁が、ねぇーー(声裏返る)」
まるでただのオヤジ…(笑)。
そして、ドサクサにまぎれて、
ここの端っこに住所と電話番号書いといてねー」
なんてのたまわっておいででした。
いや〜スバラシイ、コマシ根性……(笑)。
彼女は、石井さんから、香水(王妃かな?)とあと何か(CDだったかな)をプレゼントされていたようです。
「バッシャバッシャつけてください」
なんて言われてました^^


ラスト1時間となって、素っ頓狂な気合とともに、20年前の国内、海外ヒット曲TOP5のカウントダウンの始まり。
曲が終るたびに何かしら、笑わせてくれる。

オリビア・ニュートンジョンの「フィジカル」がかかったあとに、「フジコ、フジコ」
……ん?何かしら?と思ったら、
♪フィジカル
フィジカル♪ のフレーズが、「フジコ、フジコ」に聞えたという……(爆)

それから、ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチーの(懐かしい)「エンドレス・ラブ」では、天下のダイアナ・ロスのことを、
「大きな穴」と書いて「ダイアナ・ロス」と呼びます。(爆)
などと!(笑)
かなり大受けでした〜。

さらに、チャゲ・アス
の♪愛をもっと〜 安らぎをもっと♪ という曲のあとに、
コッテコテの歌い方で石井さんが、
♪むぉ〜〜っとぉ〜〜♪
ってね(笑) すごいですねー。耳に残るじゃありませんか〜。さすがに違いますね〜。
なんてことおっしゃって……(爆)
ここはかなりお腹痛かったっす
^^

DJの加藤美樹さん、終始ハイハイと適当にあしらってる感じがとても笑えました〜。


そして、カウントダウンのあとに、最後の1曲。
それは、石井さんの「想い」


<ここから、チョビりんの記憶もお借りしてのレポです。>

石井さんの中には解散当時、相当恨みに思ったことがあったようです。
以前誰かに騙されただったか、裏切られたということを書かれているのも読みました。
はっきりは言いませんでしたが、解散当時、相当落ち込んでどん底の時期だったとのこと───

わけもなくトイレの中で1時間くらい泣いていたこともあったけれど、恨んでも仕方ないんですよね。
そんな時、恨んだり愁いたりしていていい作品は出来ないなあ。
それで作品を作っても作品が可哀相だし、自分自身も可哀相……。
そんなことを考えていたときに作った曲です。


「想い」が静かに流れる……


そのあとに新成人へのメッセージを……。
れこそ今までのトークはどこへやら、とても静かに、そして真剣な口調で語りました。

君たちが生きていく世の中は、決して生易しい時代じゃないと思う。
だけど、このスタジオからでもみんなの熱い想いがビンビン伝わってきました。
みんなは多分これからの時代の中で何かをやり遂げでくれると確信を持ちました。(この文章、自信なし^^)
夢は叶うとか、そういう無責任なことは言えないけれど、でもさっきも言った通り、みんなの努力は必ず誰かが見ています。
みんな弱いし、みんな泣きたいし、みんな甘えたいと思うんです。
でも誰が一番苦しのかを思いやる気持ちが大切だと思います。
時代は世知辛いけど君たちが切り拓くしかない。
大人たちは残念ながら出来ませんでした。
でも君たちならきっとやってくれると信じています。(この文章も自信なし^^)
そして、みんなが優しい気持ちで人に接して行けたら、日本が、世界が良くなっていくと思います。(チョビちん拝借したよ^^)

新成人おめでとう
石井竜也でした。


この「石井竜也でした。」が囁きかけるような、かといってセクシーな囁きではなくとても心のこもった声に聞えました〜。

DJの加藤さんが「最後の最後に、ちゃんとしたメッセージをありがとうございます」
これに、再び大受け〜。
石井さん、「いや〜最後くらいはね」と、照れたような感じ。

しかし、加藤さん「成人ン年目の私も感動しました。」と、マジで感動されてるような口調でした。


この9時間の大パーティーはすべてこの最後のメッセージのためにあったような、すっごい前振り。ホントに憎い^^
そして、最後の最後に真剣に語りかける石井さんにグッときました。

最終更新日:2004年10月30日

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