ライブ熱が高じて、とうとう東京までやってきてしまいました(爆)。
開演30分前に会場へ着いてみると、辺りはコスプレの人だかり。すごい人数。さすが東京。
ここはホールでも有数のキャパを誇り、比較的最近(98年ごろか?)に出来た新しいホールです。近代的な建物。ゆったりした敷地。5000人収容可能という巨大ホールが有楽町の中心に堂々と構えているのだから、なんとも羨ましい限り。
テッペイちゃんのホームページで相方を募り、決まったのがコンサートの2日前。神戸でも同じことをやったのだけど、今日の方は東京ハニーだとうことでちょっと緊張しておりました。しかしすんごい人の群れ。すでに開場しているため客の波はホールへと動いていく。携帯で連絡をとろうにも、妨害電波のためかまったく通じない。この中でどうやって今日の相方を探せばいいのか、・・・。ちょっと焦るゾ〜。
実はこのファイナルに向けてファンの間で小さな企画が持ち上がっていたのでした。それはアンコールで演奏されるその名も「アンコール」という曲でハンカチを持って踊ろう。というもの。もう一つあって、テッペイちゃんが最後に生声で「サンキュー」と言ってくれたら「サンキュー」を返そう。というこの2つの企みを引っさげてエージェントたちが乗り込んできていたのでありました。私も参加を申し込んでいたものの、相方がいなくては入場もままならず、結果的に事前打ち合わせに参加するのは断念。とにかくパートナーのM嬢に会わなければ。と再びホールの外に出てうろうろしていたら・・・。私の名を呼ぶ声が。そこにはスレンダーな一人の女性が。「あ・・・Mさん?」というと向こうもニッコリ。良かった。会えた!と安堵に胸をなでおろしたのでありました。
入場するとロビーはコスプレの花盛り。これは圧巻としか言いようがない。チャイナ、チョゴリ、アオザイ、サリー、は言うに及ばず、ジャワ、バリの衣装もある。はては着物をアレンジして自分で作った衣装や、テッペイちゃん扮する備前饅頭郎のコスプレ、もう見ているだけで楽しめる眺めだわ〜。神戸で見た金魚さんもいる。あちこちで人の輪ができ、おそらくホームページで知り合ったと思われる一団が楽しそうにお喋りをしている。
開演時刻も迫り私たちはホールの中へ。入ってみてビックリ。後ろだとは思っていたけどなんと1階の最後列でした〜!さすがは5000人規模だけあってステージまで遠いこと遠いこと!(笑)
こりゃもう勝手にノリまくるしかないわ!と早速、反対のお隣さんにご挨拶。
その方は恐らく私と同年代(くらい)ちょっと若いかな(笑)。「お一人ですか? 東京の方ですか?」という私の立ち入った質問にも笑顔で応えてくれたとても感じのいい方でした。
よ〜く話を聞いてみたら彼女もホームページを見ている人でした。途端に親近感が沸いてきて、M嬢を交えての世間話に花を咲かせ・・・。ガムランの音色が流れるアジアンチックな雰囲気の中で開演前のひとときを実に和やかに過ごすことができました。
すると会場の明かりが少しずつ落ちてきて、やがて真っ暗になると会場からは期待と興奮の入り混じった歓声が起こる。何度来てもゾクゾクする瞬間です。
テープでのMCに続いて、チェンミンさんの胡弓演奏。幻想的な雰囲気の中で繰り広げられるアジアンサウンドの競演に改めてうっとりとしてしまいました。
このホール音質がすばらしい!
音の輪郭がシャープでしかも音割れがまったくない。
そしてこのオープニングは近くで見るより遠くで見る方がより美しいことを発見。
薄いベールの向こう側で胡弓を弾くその姿の美しいこと。やはりどの席もすばらしい席ってことですね〜。
サウンドが力強くなり、ステージには稲光が走る。ダンサーのコータロー
& マリーザが姿を現し、ベールを捲り上げて外へ出てきた。二人の衣装もやっぱりアジア。そして期待が最高潮に達したところで出てきました。我らが真打!石井ビューチー!!!
お定まりの「キャー!!!」の歓声。この日は凄かったぁ!
その黄色い声に迎えられるびゅーちーは微動だにせず、自ら作ったオブジェの椅子に腰掛け、剣を高らかにふりかざしてのご登場〜。
いつもの第一声「みんなよく来たな〜〜!!」に続けてこの日は「ドラガジア!グランドフィナーーレーーー!!」のお言葉が。それに応える会場の歓声も心浮き立つものがありました。
第1曲目は「インド映画のように」。
イントロの振りがちょい難しい。なのに一番後ろの列まで踊りはカンペキだ〜。さすがにファイナル(笑)。すると例のメモ回覧が回ってきた〜。携帯電話の明かりで読んでくれている人もいてなんとも心温まるものが・・・。
いつものように3カ国語MCのあとは、早速のディスコタイム!「GOLDEN
FISH & SILVER FOX」と「HI TENTION LOVEだろう。踊り納め〜とばかり、会場のダンスにも熱が入る。
」の2本立て。いや〜なんて楽しいんでしょう!
そしてMCへ。
テッペイちゃん、むちゃむちゃテンション高い!
びゅー:「今日はみんな万難を排して来てくれていると思う。職場を捨て、家族を捨て、親を捨て、夫を捨て、子供を捨て、・・・そんなお調子モノ5,000人ばかり集まったわけでございます。」
──これには会場も爆笑でした。
そして早速、「後ろ〜〜っ!」
と、声を張り上げられたので、精一杯の声で応酬。
「イイっ!」
この一言だけで私たちは驚喜乱舞してしまうのです。
「今日は俺たち1コになってるね〜!・・・こんな感じ(と腰を使ったやらしいポーズ)。今日は5,000人で、S○Xするわけでございますけれど──」
こんなこと両親来てるのによく言うわ〜。続いて話はサミットへ。」
いい調子で喋り続けるテッペイちゃん、今日はテンションが違う!
「今日は僕、飛んじゃってマス。なんでだろう・・・。本番前に食ったおかか入りのおにぎりが悪かったのかな。(笑)」
あまりに飛ばしすぎて、いつもはここで着替えタイム(コスチュームチェンジ ショー)なのに忘れて次に行こうとされ、段取りを知り尽くした客に注意されるという一幕も。この日はハプニング続きでかなりおいしい思いをしましたデス。
コスチュームチェンジ ショーでは、着替えのときの艶かしい腰の動きがたまりましぇん。すっかり身軽になって、バリの全日空ホテルの従業員のような格好になったところで、次の曲は「反省2000」。
いつもは、キッカケで「プップー」とおもちゃのラッパの音が入るのに何故かこの日は妙に低い音が。「?」となったテッペイちゃん。
「どうしたの?」
するとラッパを担当していたバンマスの柿崎氏が「壊れた・・・。」
とんだハプニングに会場は大ウケ。
「そんな高いもんじゃないんだから、2〜3個買っといてくださいよ〜(笑)。」
結局ラッパの替わりに口ですることに。子供のようにはしゃいで歌うテッペイちゃんがとてもカワイイ。
続いては「床叩き」の伝説を生んだ「KAMA KAMA」。
ここでゲスト登場!
まずは振り付けを担当したミナコちゃん。彼女のファンキーなダンスはやっぱりイイ。人を笑わせる為だけに考えたような振り付けで、ミナコちゃん本人が踊ると大袈裟な身振りが最高〜。
続いては、おやじダンサーズ! 会場からはどよめきと笑いの渦。
この日は、オカマバー「ラキラキ」さまご一行も来ていたようでかなりエキサイトしたようでした。
続けて、このおやじダンサーズの曲で、テッペイちゃんが作詞したという「舞WAY〜油ギッシュLOVE」。
また踊りがスゴイわ(笑)。
ミナコちゃん、パパイヤ鈴木に「金払うからヤラセろ」なんて言われて〜(笑)。ダンナがすぐ横にいるってぇのに。
そして、正面奥で盛り上げに徹していたテッペイちゃんが勢いよく飛び出してきた。
歌うは「出ました!プルルンじいさん」。おやじダンサーズもそのまま踊りに加わる。
杖をついた格好でヨタヨタ踊るコータローとマリーザが相変わらずとてもコミカルです。
つづく