■出演■ BIG HORNS BEE / オルケスタ・デ・ラ・ルス / 米米CLUB
< 曲 目 >
BIG HORNS BEE
OPNING
JUMP'N PUMP
SUMMER WIND
RAINCOAT DANCE
SOUL FINGER
米米CLUB
We are KOME KOME CLUB
MC
君がいるだけで
わたしの彼はラテン系
恋の季節
テキーラ
MC
さらば恋人
やり太陽
どうにも止まらない
SHAKE HIP!
O・ME・DE・TORE
- ENCORE -
大ちゃん音頭
愛 Know マジック
<レポート>
野外イベントで福岡まで行ってしまったとは我ながら呆れます。(笑)
リョーちゃんが結婚式をしたというホテル日航福岡に宿を取り、新幹線はグリーンで行ってしまった。。。
グリーンに乗るヤツで夏のイベントに参加するヤツもいないだろうに(爆)。
ただ、私としては初の野外イベント体験で、かなりワクワクしてました。
また、福岡は結構盛り上がる場所だし、リョーちゃんやオリタさんなど福岡出身のメンバーがいるので、
かなりおいしい地元ネタに恵まれたりしたのです^^
前年にAU SHARISHARISM
ツアーで福岡に行って以来、大好きな場所のひとつとなっていました。
この年のJT SUPER SOUND
は東京スカパラダイスオーケストラやオルケスタ・デ・ラ・ルスなど
かなり豪華な顔ぶれ。
そして、ここ福岡ではオルケスタ・デ・ラ・ルスとの共演となった。
トピックスとしては、テッペイちゃんがイベント全体のステージのセットを担当。
(といっても普段のコンサートと比べると簡単なものだったけども、、)。
熱い太陽──
ちょうど米米のファーストアルバム「SHARISHARISM」の改訂版・新ジャケットに描かれてるような太陽だった。
そして、今回はミナコちゃんが結婚後初めてファンの前に顔をだすステージでもあった。
さて、遠征の興奮からか、ただボーっとしていたのか、
私はあろうことかチケットを忘れて途中タクシーでホテルまで取りに帰るというドタバタをやらかしてしまい、
往復にタクシー代をつぎ込んで、なんとか無事に会場に入ることができました。
炎天下に並ぶのは結構キツイものがあり、野外イベントに耐えられるのは10代までだとつくづく思ったっけ(笑)。
BIG HORNS BEE
トップバッターはBHBの登場。
「今日は僕たち前座です。」なんて言っていた。ライブハウス主体でやっていた彼らにとっては
1万人クラスでやるのは今回が初めてだった模様。
金ちゃんのトツトツとしたMCがかわいかった。(笑)
曲目は1stアルバムからの選曲を中心に、初めての試みとしてDJを起用してのライブとなった。
AU SHARISHARISMでも演奏したレインコートダンスや、ライブでの盛り上がり曲SOUL
FINGERなどで気勢を発した。
米米CLUB
マネージャーの国府田さんの司会で米米CLUBの登場が告げられる。
オープニングは 「We are KOME KOME CLUB」(私の大好きな曲^^) で景気よく始まった。
今回のテーマはラテン。
その前のデ・ラ・ルスが本物なら、米米はさしずめエセ・ラテン(笑)。
「あちらが世界のデ・ラ・ルスならこっちは博多の米米ダ〜」なんてことを言っていた。(笑)
「すごいですねぇ、"スィー スィー"(デ・ラ・ルスのコール&レス)
なんてぇこと言っちゃって。
こっちだって負けちゃいられませんよ。"シー
シー" ……、
なんか爪楊枝でしーしーやるみたいだなぁ(笑)」
《アンタなぁ〜》
さらには隣の福岡タワー(?)
に向かって「オーイ!」と手を振らせておいて、今度はそれに向かって「バーカ!」
《子供じゃないんだから:笑》
あとはなくてはならない地元ヨイショ^^
「博多の人はすばらしい」
「目の光が違う」
「公家の出ですか?」
「博多のためにセットを作りました。」
「どこでも言ってると思うでしょ。(笑)
違います!」
暑いの苦手なハズのテッペイちゃんが、ハイになってるのかヤケなのか、かなりいい調子でした(笑)
ちなみにこのライブのサブタイトル MORE MUCH HAMMER
は 開催場所となっている ももち浜との
語呂合わせでした(笑)
今回は、大ヒット曲「君がいるだけで」から「大ちゃん音頭」(そこだけ見たらどこがラテンと思いますが^^)まで
暑い夏に濃厚なメニューでした。(笑)。
MCでは太陽野郎達's
というコンセプトの元、コール&レスポンスも「やり太陽!」「され太陽!」
いやはや、これを2万人にやらせるテッペイちゃんはスゴイ(笑)
「後ろー!」を連発して早くも会場を仕切っていた。
さて、夏のイベントで新曲を持ってくることろが米米の米米たるところ。(笑)
今回の目玉ともいうべきは新曲の「わたしの彼はラテン系」。
♪わたしの彼はラテン系、わたしの彼はバカターレ♪
という脳ミソ3グラム級のノー天気曲だった。
さて、そうこうしているうち、ライブを見ながら段々と日が暮れてくるのは屋外ならではダ^^
昼間暑かっただけに夕方の涼しい風が非常に心地いい。
7月に金ちゃんと結婚したばかりの新妻ミナコちゃんがAUで評判だった「恋の季節」を歌い、
つづけて、ラテン色の強い「テキーラ」でダンスコーナーへ。
なんでもこれはカバーらしいけど、洋楽無知なのでよく知りません(悲)。
さてMC。(以下、かなり脚色してます)
「とっぷり日も暮れて参りました〜(笑)」
「見てください、隣の福岡タワーに天の川が出ています。」
「あれは俺たちのためにつけてくれてるんですよ。普段はないんですから。」
「暗くなると後ろの方のかたは何でもやれますねー。」
「やってますかー?」
「ということで、今度は外国の歌を歌います。」
客席: 拍手〜!
「と思ったけど、やっぱり日本の歌を歌います。(爆)」
ということで、テッペイちゃんがピンで歌ったのが「さらば恋人」。
もちろん、あの堺正章さんのヒット曲です。
夕暮れ時にぴったりと雰囲気があって結構なお歌でございました。
実はこの曲にはある企みがされていた〜^^
開演前に配られたチラシ類の中に、試験管ほどのビニール製の管が入っている。
(何ていう名前か分からないのですが)折ると発光するしくみになっている。
で、説明書きによると、
「今日が米米の野外会場の最後なので、メンバーをびっくりさせてみたい。
ライブで"さらば恋人"の時に、スタッフが合図をしたら、これを折って発光させ、
ペンライトのようにみんなで振ってください。」
というものだった。
地元のイベンターが企画したものだったが、何か思い出になることをしよう。というその心意気が嬉しかった。
このイベンターもきっと米米党に違いないナ、なんてニンマリしたっけ。
同じ試みをSHARISHARISM ACEでやったんですが、実はこっちの方が早かったのです。
で、一番が終わったあたりだったろうか、スタッフの合図にみんなが一斉にソレを振り出したのはホント圧巻だった。
歌っていたテッペイちゃんが目に見えて「おおっ!」とびっくりした風で、一瞬歌も止まってしまったのだった。
間奏のときに素で「びっくりしたぁー!」と言うと2万人は大ハシャギ。
「みんなキレイだよー。」
「みんなヤルなぁー。」
「ありがとー忘れないよー!」
と、テッペイちゃんもお喜びでした。
テッペイちゃんの歌声と光の乱舞に酔いしれていると、早くもステージには何かが迫ってくるような
緊迫した空気が漂い始めた。いよいよ、アノお方の登場か?(ワクワク)
客は今まで振っていたライトをどうしようと一瞬思案して、誰かが前へ投げ始めた。
するとそれに習ってみんながステージへ向かって投げ始める。
光ながら飛んでくるからテッペイちゃんもマジで怖かったと見えて、
「おっ、危ねっ」
と必死で避けてました。
まあ、今だったらネットなどで問題になるところでしょうが、
地方ということもあり、一回だけのイベントということもあったのか、その当時の雰囲気だったのか、
大らかなモンでした。
さてそんなハプニングをものともせずにステージは進行する。
「さあ、なんだこの雰囲気は?いよいよもってあの者が出てくるのだ!」
そのときもまだ何人かライトを投げている人がいたので、
「みんな投げるのやめてこっち見たほうがいいと思う。」
なんて言ってたのには笑ってしまった。
「われわれの神は?」
「ジェームス小野田!」
の連呼で出てきたのは、炎の衣装をまとった名付けて"プロミネンス小野田"だったーー!^^
お金かかってそうな衣装(笑)。
夏のイベントにも手を抜かない。さすがは米米です。(笑)
今回の登場の音楽は私好みのカッコいい曲だった。(詳しくはライブビデオ「8TH
OF ACE」をご覧ください。)
迫りくる感じがイイ。
そして、小野ちゃんの曲にいつも言えるのは、「メロディーだけなら素晴らしいのに〜」ということ(笑)
だって、歌が入った途端、「やーり太陽、され太陽!」
なんだもの!(爆)
続いては、「もう止まらねぇだろ?」
「キャー」
「どうにも止まらねぇだろ?」
「キャー!」
というわけで、リンダシリーズの決定版「どうにも止まらない」
立て続けに「SHAKE HIP〜!」で客席は「ウキャー!」
熱気ムンムンで踊り狂っておりました。
本編最後は、(当時の)ニューアルバムに収録されている
「O・ME・DE・TORE」。
金ちゃんとミナコちゃんの結婚を祝福して作られた曲です。
アルバムでは大変気に入っている曲だったけど、ライブで聴くと私にはちょっと物足りない感じがしました。
ダンスナンバーで最高潮になっているところ、ちょっとハズされた感じになったのです。
多分テンポが遅いのも一因だったんではと思います。
アンコールの後、センキュー!と出てきたメンバーたち。
曲はなんと、「大ちゃん音頭」。
ここで聞くまでまったく知らない曲だった。昔の歌らしい。もちろんカバー。
テッペイちゃんのオヤジ歌唱に大笑い。
お祭りバンドを意識してか、季節感を考えたのか、、、しかし、「なぜ、ここで、コレをやる?」
という選曲もナイスです^^
「恋の季節」ときて「さらば恋人」ときてシメがコレ?(笑)
世界のデ・ラ・ルスに対してこっちは徹底的にドメスティックに迫るあたり、逆の意味で挑戦的なものを感じます。
そして、最後の最後は口直しだったのか、 「愛
Know マジック」でキレイに締めて、
博多の夜は幕となりました。 (おわり)