SHARISHARISM DECADENCE
魅惑の歌謡ショー/素顔のママ編
1992.11. 26 大阪城ホール
<メニュー>
素顔のママのテーマ
Tomorrow is another
day
愛はつづいてる
ひとすじになれない
MC
六本木
WITH YOU
ときめき
I・CAN・BE
OH MY ANGEL
(JO登場)
ラリホー王
MORI MORI POWER(タイトル不明)
DECADENCEのうた
GO FUNK
グラッチェ
追いかけて
NICE TO MEET YOU
愛Knowマジック
狂わせたいの
(BONUS SHOW TIME)
君がいるだけで
O・ME・DE・TORE
ORION
<レポート>
会社の連続休暇制度を利用し、5連休とってコンサートにのぞんだ大馬鹿ヤロウです(爆)
大阪 <ママ編>初日。
席はスタンド22列。ミナコちゃん側、最上段!^^
比較的横手なので後ろという感じではありません。
アリーナクラスの会場になって、メニューを変えてきたのですが、
この日がそのアリーナ初日ということで、手探り感のあるライブだったような気がします。
■素顔のママのテーマ
■Tomorrow is another day
■愛はつづいてる
■ひとすじになれない
ジャカジャン! と音が鳴り、緞帳が落ちる。
沸き起こる歓声の中、テッペイちゃんの声「ハロー!
大阪!」
♪ママ! 何とかかんとか(歌詞不明)♪
というママ編のテーマ曲。
軽やかで華やかなオープニングです。
ステージには大階段があり、最上段にテッペイちゃん&シュークがいる。
この日のテッペイちゃんのお衣装は黒のタキシード。キマッテル。
アリーナ会場用に新たに造られたと思われるセットが眩しい。
白木で出来ているような大階段は、 Decadence
のツアーロゴの形になっていて、
最上段は広い踊り場状、それが滝のように上下(かみしも)に流れ落ちる。
階段の上には和風顔の巨大スフィンクス(笑)。
そして、左右にも埴輪のようなオブジェが配されている。
さらに、ステージ両側には頂点に翼をあしらったモニュメント?オベリスク?がそびえている。
さてはOctave Symphony のときのセットかしら?
メンバーの立ち位置は、上手上段にまたろう、その下にマチコ、
さらにその下の板上に得ちゃんがいる。
下手は上中段にBHBが、その下に金ちゃんがいる。
ステージ中央に良ちゃんが納まり、ドラムスの両側にBONとベーがいる。
私が隣のカップルに気を取られていると、次の曲が始まった。
予想通りの選曲。
間奏でマリちゃんがまたろうのセットに飛び込み、パーカションの腕前を披露。
師弟による息の合ったプレイを見せてくれました。
続いてはまたまたOctaveから「愛はつづいてる」。
聞いていたとおりポップス中心のメニューでイマイチ、ノリきれない。
でも、金ちゃんがサックスを吹きながら上手の方へやってくると、みんなで大喜び。
金ちゃんは曲のエンディングでマイクスタンドか何かを倒してしまい、
ゴトン!
と音を立てるというお茶目なところを見せてくれました。
ライブでは約1年ぶりに聴く「ひとすじになれない」も、新鮮でよかった。
■MC
■六本木
■WITH YOU
調子のいい石井節に懐かしさを感じてしまう。
掛け声でノリを合わせた後、セットの説明、そしてスフィンクスに拍手打って厄払い。(笑)
果たしてご利益があるかしら?
続く「六本木」は、テッペイさんお得意のムード歌謡。
なぜか私はこの手の路線があると初めてホッとすることができるのです。
歌うテッペイちゃんも本当に気持ちよさそうなんだもの。「好き」が全身から漂っています。
歌い終わると、囁き声でMC。 くーーっ
セクシィ!
と思ったら、言ってることといったら何?
「汗は流れてパンツに溜まる」とか何とか、、(爆)
「シャワー浴びて、50万円のジャンフランコ・フェレのスーツに着替えてくるから、
…… (さらに声を低くして)
待ってるんだよ。」
<<ヒューーーー^^>>
「じゃ、暇つぶしにこんなモンでも見ておいてくれ。」(小憎ったらしい言い方です^^)
言い捨ててテッペイ氏退場。
代わって出てきたのはミナコちゃん。
歌うは幸せな結婚生活を彷彿とさせるスゥートなナンバー、「WITH
YOU」。
後ろでマリちゃんがタンバリンで参加、ほのぼのした雰囲気が漂う。
ほっこり聞いていたら、隣で連れが「おサルさんみたい」と噴出した。
見てみると、確かに。(笑)
茶色の衣装でヘンな帽子を被っているし、一体何がモチーフなんだろう不思議な衣装です。
■ときめき
■I・CAN・BE
■OH MY ANGEL
さて、着替えが終わったテッペイちゃん登場。
確か50万円のスーツって言ってたよなぁ、どう見てもあまぞん探検隊って風にしか見えないんだけど(爆)
曲目は「ときめき」
ハッキリいって聴いてなかったかも(爆)。
昔はこんなに聞き流さないといけない曲はなかったんやけどなぁ、と、ちょいとブルーが入る。
歌い終わるや、
「さあ、ここまでで第一部は終わりです。チケット代でいうならここまでが5分の1。
ここからが5分の4だーーー。」
というわけで、第二部がスタート。
<<無理やりやなぁ(苦笑)>>
そうやって盛り上げを作っていくんならテッペイちゃん登場のあとすぐに盛り上げナンバーが欲しいところ。
どうもメニューがチグハグな感じを受けます。
第二部の一曲目は「I・CAN・BE」
もちろん、アルバム「K2C」バージョンです。
(ここで、やっと隣のカップルが立ち上がった。)
オシャレなアレンジなんだけど、ノリ的には落ち着いてしまうのが難点。
でもテッペイちゃんもしっかり歌詞を間違って笑いのポイント作ってくれて、
私たちも、自分勝手に盛り上がっておりました。
続いて、「OH MY ANGEL」
多分このとき初めて聞いたと思う。アップテンポの曲で、やや体温上昇^^
(JO登場)
■ラリホー王
■MORI MORI POWER(タイトル不明)
■DECADENCEのうた
■GO FUNK
■グラッチェ
今回のJO登場は、ANTI
を思わせる映像を駆使したもの。
中央上段にどっしり構えるスフィンクスに小野田さんの顔が映し出され、
音楽に合わせて様々に変化していきます。
最後はスフィンクスが煙を吐き、顔の部分がパックリ開いて、その中から小野ちゃん登場〜!
歌うはOctaveアレンジの「ラリホー王」。
続いては、いかにも小野ちゃんというような、「MORI
MORI POWER(仮)」
そして、出ました、マチョメもの!(喜)
「ママのおっぱいデカダンス、パパの<ぴっぴ>もデカダンス」
という、、、ある意味ホンマにデカダンスな曲だわ(爆)
すると、テッペイちゃんが曲名を叫ぶ──
「GO FUNK!」
<<うおぉぉぉぉぉぉぉ!>>
ワタクシこの瞬間あまりのうれしさに発狂してしまいました。
テッペイちゃんが口でリズムをいい、それをまたろうがパーカッションで再現するという掛け合いもあって、ここで一気に火がついたという感じ^^
曲の後半に♪ゴゴッゴッゴッゴ、ゴーゴーファンク!♪と客席と掛け合いするところがあって、
これを、テッペイちゃんがやっていたのですが、古米ファンの一人は、
"なぜ小野ちゃんに任せないのか?!"と不満を漏らしていました。
なるほど、と思いました。
畳み掛けるように、新曲の「グラッチェ」。
会報にも載っていた「あ!あぶない!」の上をいく激しい曲。
シュークのダンスが炸裂する。
前へ蹴った足をそのまま後ろへ蹴り返すなんてワザは客席ではとてもとても……(笑)
■追いかけて
■NICE TO MEET YOU
■愛Knowマジック
■狂わせたいの
ハードな曲の後は全身に染み渡るようなバラード。
初めてこの曲を聴いて、アリーナに響き渡るテッペイちゃんの歌声に鳥肌モンでした。
グリーンとパープルが交錯する美しい照明の中で切々と歌い上げるテッペイ氏。
ただただうっとりと聞き惚れました。
しかし、──
余韻に浸る間も与えられず、"NICE
TO MEET YOU〜!"
という小野ちゃんの甲高い声に夢から覚まされる(爆)
シューク登場、一転、ダンスナンバーになだれ込み、
イイ男でキメていたテッペイ氏も呆然とダンスに加わる(笑)。
その気のない踊り方に客席も大ウケでした。
「愛Knowマジック」では会場中の手がきれいに上がって、2階から見るとホントいい眺め。
全員を踊りに参加させておいて、とどめは「狂わせたいの」
<<あーー、もうコレよコレ!>>
跳びはねて踊りましたがな。
曲が終わると、あろうことかメンバーが引き上げていくではないの!?
<<ええっ?! うそーー?>>
だって、まだ2時間も経っていない。いくら明日があるとはいえ、これは一体どういうことぉ?
(BONUS SHOW TIME)
■君がいるだけで
■O・ME・DE・TORE
■ORION
出てきたメンバーは着替えも済ませていて、お馴染みのボーナスショータイムのテーマが始まります。
ボーナスショータイム、1曲目はあの大ヒット曲。
(翌日は始めに持ってきてましたが)
<<まあ、これはしゃーないわな>>
と非積極的協力体制で応じておりました。
そして、金ちゃんとミナコちゃんにメンバーから贈ったという「O・ME・DE・TORE」
夏のイベントに続いての演奏です。
金ちゃんのバリトンサックスの音色がポイント。
途中、テッペイ氏が、間奏にいくところを間違って歌に入ろうとしてしまい、
"スイマセン"とメンバーに頭を下げたのが可笑しかった^^
メンバー紹介。
客席へのあいさつ。
そして、最後の曲は「ORION」。
全体でも2時間ほどで収まってしまいました。
初日ということもあってこれにて終了。最後がこの曲というのもちょっと考え物だけど、
そこそこ盛り上ったし、明日もあるサということで、会場を後にしました(笑)。