メンバーは、ミナコちゃん、近田くん(ギター:バンマス)、金ちゃん(ベース)、成田さん(ドラムス)、マリちゃん(パーカッション)
金ちゃんの髪型が相変わらずかわいい。そして、マリちゃんは金ラメのミニのワンピース。超セクシー、ビューティフル!!
まずはバンドの面面がステージに現われ、ビートの効いた演奏を始める。マリちゃんのコーラスが要所要所に入る。互いに顔を見合わせ時に笑い合うメンバーの雰囲気がとてもよい。
そして、まっ黄色のマントを羽織ったミナコちゃん登場!それから数曲歌ってMC。始めは客席からの突っ込みに応えたり、「ほかの人が目当ての方もいるでしょうが・・」などと冗談飛ばしてましたが、解散からこれまでの経過とか心の葛藤なんかを、例のカミカミトークで話し始めると、とても真剣な内容で思わずじーっと聞き入ってしまいました。自分がステージに立つ意味とか色々考えて悩んだ時期もあったみたいです。
そして、中盤になって、テッペイちゃん登場!
黒い皮ジャンに黒袴といういでたちでご登場のお兄ちゃん。第一声は「みんな、こんちはー」
それから「今回のミナコのライブは評判いいですよー。───
オレに(爆)」
その誉め方なんかイイ。
それからの会話はやはり兄妹。とても微笑ましいものでした。
ミナコちゃんから、衣装について、なぜ「袴なの?」と突っ込みがはいると、
「ハカマとオカマに凝ってるんだ」(笑)。
ミナコ「こんなのどこで買うの」
テッペイ「ハカマ屋さん」(爆)
ハカマ屋さんて?!(爆)
ミナコ「でも、小さい頃からずーっと一緒で、この歳になっても一緒に同じ世界で仕事が出来るなんて、思ってもみなかったね」なんて話すと、
テッペイ「一緒にって、オマエが勝手にオレについてきたんだろー(爆)」
その後、音楽談議になり、70年代のパンクがどうたらこうたら、セックスピストルズがどうたらこうたら、なんたらかんたらがソフィストケートされて、どうたらこうたら、、、と、テッペイちゃんが喋っていると、すかさず横からミナコちゃん、
「ソフィストケイットットット?(大爆)」
テッペイ「オマエなぁ、折角オレが音楽の話を振ってんのに、何だぉ〜。じゃあ分かったよ、森総理の話しでもするか、、ヒッヒッヒッ〜」と、またまた強引に森ソーリネタ! 「早く辞めたほうがいいのにね。。。でも、こうなったら逆に応援するっていう手もあるな。。よく人が何人も死んでるときにゴルフをやれますねぇ、すごい! とか??。」なんて、ブラックなところへ持っていってました。
その後、テーブルに置かれたクッキーに話題が移り、コンサートグッズの巨大ハート型クッキーを、「これ値段高いよ」とか「カビが生えてんじゃないの」とか、言いたい放題の兄。。。悔し紛れに、ミナコちゃん「ほかにもグッズあるのよ、これは携帯ストラップ、みんなつけてるの」と言えば、メンバーがみんな自分の携帯をテッペイちゃんに見せるというチームワークの良さ! そこにはお揃いのストラップが。。
テッペイ「それ、どこがいいの」
ミナコ「オシャレなの。ジーンズにとっても合うの。カジュアルだし」
言い方がぎこちなくてあちこちから笑いが起こる。。。
テッペイ「じゃあ、ここにカジュアルって書いとけば? オシャレとかカジュアルとか(爆)」
相手が妹だと好き放題の石井兄です。
テッペイ「大体オレ携帯持ったことないのよ、一度も持ったことない。アレは心臓に悪いよ。胸のポケットにいれといて、ブルブルッなんて鳴ったら、ビクッとして寿命が半分くらいになっちゃう。」
ミナコ「なんでそんなに嫌なの?」
テッペイ「いや、オレは別に悪いことはしてないけど、嫌なんだよ。」
会場「ええっ〜〜〜〜」
テッペイ「ハイ、どうせオレは悪で固めたような人間です(言い回しは多分違う)」
ミナコ「でも携帯は便利だよ。何かあったときに無かったらどうすんの」
テッペイ「そのときは大声で呼んでください(笑)」
ミナコ「急な用事とかあったときにないと困るでっしょ」
テッペイ「だから、そのときは大声で読んでください。大体、初めから(携帯が)ない。と思えば不便なことはないんだよ。電磁波は出るし、身体に良くないんだよ。」
と、携帯がいかに身体に良くないか
をとうとうと話すテッペイちゃん。それを聞きながら、会場の客たちの胸にはみんな一様にある疑問が
── 。
「じゃあ、なんで携帯をデザインしたん?」
そして、すかさず突っ込みが入る。。。意外にもテッペイちゃんこの突っ込みは予想外だったらしくえらく無防備で、慌てるさまが笑えました。
最後は、「オレは求められれば何でもデザインするんだ!」と開き直っておられました。
テッペイ「NTTに文句言おうと思ったけど、オレ、NTTのCM取りてぇしなー(笑)」
なるほど、ソコへ来ますか〜(笑)
ミナコ「ところで、新曲はいつ頃でるんですか?」
テッペイ「ああ、コレ、未だなんだけど、、、ココだけの話、言っちゃおうかなぁ、、」
会場は拍手喝采〜。
テッペイ「── 夏頃かな? まあ、今年中には(爆)」
今年中ってぇぇぇぇ、これには参った。会場からもものすごい突っ込みの笑い&声が・・・。
ミナコちゃんからも突っ込みが入るに及んで、テッペイちゃんも言い直しを。。。
「実は、6月〜ごろにシングルが出て、アルバムは8月かな。イチ押しはね、『今夜はイッツオーライ』(笑)」
超カタカナ英語発音に会場は笑いっ放し。
テッペイ「これはいいですよ。ノリもいいしね、腰が動きますよ。『今夜はイッツオーライ』ですから!
サブタイトルがあるんですよ、それはね「愛の彼方へ」・・・・いいでしょ?
イヒヒヒ〜」
ミナコ「で、どんな歌?」
テッペイ「いや、未だ出来てない。これから作るんだよ。(大爆)」
あのねぇぇ(笑)、・・・・・今日はカールに戻ったようなスモーキートークの嵐です〜。
テッペイ「歌詞はね、『私は女優になりたかった』(爆)・・・・いいでしょ。これはグッと惹き付けられますよ。『私は女優になりたかあった』ですもん。これはすごい。で、ノリはモチロンいいですよ。なんせ腰が動く程ですから〜」
と、妹を相手のためか、まさに手がつけられないトーク炸裂状態でした!
もっと話したそうな兄を、「それではこの辺で・・。」と、冷たく追い返すミナコちゃん、最高の切り替えしでした。
この後、テッペイちゃんはShake
Hip!
も登場。シュークをサイドに歌うのは久しぶり〜。気持ちよ〜く躍らせていただきました。
アンコールでは、上手に近田くん、下手に金ちゃんがでてきてチューニングを始める。早々にチューニング完了した近田くんに引きかえ、金ちゃんは客がいることが目に入らないかのように、自分の世界に入り込んでチューニングを続ける。客も笑いながらそれを見守っているが、近田くんはドキドキした風で金ちゃんの様子をじっとうかがっていました。もちろん金ちゃん気付く風もなく・・・(笑)。
ひとしきりチューニングに没頭した後、ようやく納得がいったのか、「よし」と顔を上げた。
そこには、自分を見守る数百の顔が・・・(笑)。それで初めて気が付いて「あれ?」と笑った金ちゃん、とってもプリティでした。
そして、オーラス。
いきおい良く飛び出してきたテッペイちゃん。なんと塵取りを担いでる!(爆)
それをギターに見立ててのパフォーマンス!
フタ付き塵取りで箒がセットになってるヤツです。
それを横にかかえてギター弾く振りしながら、いきなり「パコッ〜」と蓋を開いてみせたモンだから、もうもうもう会場は大変なことに!
私もたまらず昇天してしまいました。
眼をとばしながらナリキリで歌う様は最高でございました。頭の後ろで弾くマネやら、近田くんと背中合わせに弾くパフォーマンス、なんてぇ芸が細かい!
そして、今度は間奏で、箒を引き抜き辺りを掃除までする芸の細かさ!
誰かの後ろでやりたい放題のテッペイちゃん、米米以来かも知れない。なんておちゃめさん!
本当に可愛かった!!!
ということで、びゅーネタ一色になってしまった観がありますがお許しください。