をことば11:ぴあす(5/23)
前回から間隔があいてしまいましたね。
怠けている訳じゃなくて、ちょっと慌ただしかったからなんですけど。
今回のお題。
「ぴあす」です。
を、これは?と思った方がいるのでは?
って、単に妹(おさかな嬢)がピアスをする決意をした、と言う話を先日聞いたからなのですが。
最近ではみんなピアスをしているけど、そもそも穴開けるという行為に抵抗感を感じている人も少なくはないでしょう。
私もその一人でした。
ではなんでそんな奴が、ピアスの穴を開ける決意をしたかというと。
これまでの自分から「変わりたかった」からです。
ありきたり、かもしれないけど。
その当時、卒論が全然まとまらなくて。
自分に嫌気がさして。かなり自虐的になっていた時期です。
で、そんなもがき続ける私を見て、背中を押してくれたのが、当時は友人だった「うちの旦那」でして。
いつも自分に正直に、まさに歩くポジティブな奴を見て、「ケ・セラ・セラ」でいいんだな、と教えられた。
私も変わりたいな、そんな風に考えられるようになりたいな。
まぁ、単純なんですけど、決意を表現したくって。
自分が一歩前に出られるように、前へ進めるように。
これまで全否定してきた「体を傷つける行為」を、ちょっと考え方を変えて違う視点で見ることにして。
ピアスの穴を開けることにしました。
単純かもしれないけど、自分にとっては、ものすごく勇気が必要だった。
自分の体に穴を開けるなんて、ちっとも考えたことがなかったし。
だからそのことを決意できた自分なら、これからも一歩前へ進むことができるんじゃないかなって。
思えるようになれたことだけでも、大きな収穫だと思っています。
ちなみにうちの旦那はピアスに大反対。
でも「決めたんだもん!」っていう私の表情で、根負けしたようでした。
実は、私は大のスプラッタ嫌いで、ホラー映画もお化け屋敷も、果てには某ゆうめいゆうえんちの「おばけたくさんのまんしょん」でさえも大嫌い。
ちなみにゆうめいゆうえんちのは同行した友人に逃げようとしたところを文字通り「首根っこ捕まれて連行」されました・・・
血を見ることが大嫌いな奴が!
耳に穴なんて開けられますか???
無理!
でもがんばったよ!!!自分的に!
当時行きつけの病院でピアス処置をしていたので、お願いして、ピアスガンで両耳がつん!といきました。
・・・
穴があいた瞬間は、痛くなかったです。
ほんとに。痛覚がないからなんですけど、とりあえず安心。
でも!
・・・キャッチ(留め具)が固くって、なかなか留まってくれなくて・・・
先生ががんばって、ぐいぐいと押し込むように留めてくれたときの衝撃がずっきんずっきん。
これが嫌な人は、ピアッサーを病院に持っていって「お願いします」をおすすめします・・・
持っていくときは、両耳一つずつ開ける人は二個必要だからね。
心配していた出血は、予想以上に少ないです。
にじんでくる程度。
これからピアスを考えている人は、安心してね。
・・・結論。
病院で開けてもらう方が、安心できます。
何かあった場合には、すぐ対応してくれるしね。
形成外科、なければ外科のお医者さんで、「ピアス相談」の受付をしているところがいいです。
金属アレルギーの心配な人も、一度病院へは行った方がいいですよ。
大きい病院でも相談に乗ってくれるしね。
というわけで、これからピアスを検討している人は、自分とよく相談の上、決めて下さいね。
あくまでも、自分の体、なんですから。
軽々しく、決めないで欲しいな。やっぱり。
ということで。
本日の一言:「ピアスの穴開けは病院で」。安心も手に入れられます。
あと、「穴開けごほうびをおねだりしましょう」。
つまり「あなたがくれたピアスをセカンドピアスにしたいの♪」です。
#穴開けた後の穴固定用ピアスは「ファーストピアス」と言います。
#そのため一月くらいファーストピアスをつけ続けることになります。
それでも嫉妬深い彼氏には。
「あなたのくれたピアッサーで穴開ければ、ずっと一緒よ♪」などと言って病院まで一緒に来てもらいましょう。
ピアッサーでも、できれば自分で開けない方がいいですよ・・・と思う。
おねいちゃん、小心者だから・・・
てなとこですかね。
参考になりましたか?
追記。
旦那様へ。
友達の結婚式につけていきたいピアスがないので、おねだりしてもよろしいですか?