をことば17:気配(7/14)

書こう書こうと思っていて、日々の忙しさに負けてしまった。
やっと落ち着いた休みに、思い切って書くことにした。

えーと、実は本日お盆の法要があったのですよ。
でもって、本宅にお坊様がきて、お経を上げてくれていたのですが。

・・・ごめん、私霊感がちょっとだけある人なのですよ。
でも、もともとは霊感がなかった側の人だから、「え〜見えるってうそだぁ」って言っていた方なんです。
ちなみに今日のお経の時には、何故だか「気配」がありませんでした。
うーん、なんでだろう。

お経を聞いている時なんか、うちの亡くなった祖母の場合は喜んで姿を現していたのですがねぇ。
お坊様の声の抑揚とか、いろいろ要因はありそうですが。
好み、なんでしょうかねぇ?

さて、私の霊感についてですが。
ある時を境に、なぜだか霊感が強くなってしまいまして。
でも「気配」を感じて「声」がささやかに聞こえてくる程度のものなんですよ。
よく「姿が見える」という人がいるようですが、そこまでではないです。

その「ある時」ってのが、霊感の強い友人と一緒にいる時だったんですけどね。
その友人が、霊感の強い人物で。
おまけに一緒に遊んだ時に、「百鬼夜行」が発生したとかで、大変な状況だったらしくて。

えぇ、一緒にいることで「刺激」されて、「触発」されて、強くなってしまったらしいんですわ。

そして強さを増した私の霊感はとどまるところを知らなくて。
轢かれたばかりの猫の死体を見た直後、アクセルを踏んでいる足の足首に「すりすり」ってされた上に「なー」って声が聞こえてきたとか。
車で移動中に、某所で事故死した友人の霊を事故現場から引っ張り出して、一緒に目的地まで連れて行ったとか。
#普通事故の場合は、そこで自縛霊になってしまうケースが多いのに、何故かそのときは連れてくることができた。
ちなみに私って運転中はほんとに霊感が、というより五感すべてが鋭くなるんですわ。
だから第6感も鋭くなるのかな?とか思ったり。

あと、沖縄旅行の時は「ひめゆりの塔」の資料館で、そこにいた「意識」とシンクロしてしまって、亡くなった方々の記憶がダイレクトに流れ込んできたり。
本気でこの時は「あたしもう歩けないかも」って思った。

最近では、親戚の伯父さんのお葬式の時に伯父さんの気配を感じて「声を出さずに」会話して、その後読経の時に伯父さんが一人ずつの顔を見回している動きが見えたり。

うーん・・・ほんとにいったい誰の遺伝なんでしょうねぇ?
・・・って実は母譲りなんですよ、これがね。

うちの母親はほんとに霊感が強くて。
母方の祖母の一周忌の法事前に、祖母(私の母親にとっては母)待ちきれなくて枕元に現れた上に金縛りがあったと言っていたし。
#祖母はうちの家族が帰省する時に一週間前からうろうろするくらい、待ち遠しくてたまらないタイプ。

あと、弟も霊感が強いですな。
川中島の合戦所跡を通りかかった時に鎧兜の武士にのしかかられて金縛られたし。
#そのとき誰も家族は気が付かなくて、「あー、こいつ寝てるよ」ってのんきに放置していた。

えーと、これはつまり・・・
立派な遺伝?
うちって、なんかあるのかなぁ?

というわけで、夏に向けて、涼しげな話と相成りました。
これはちなみにすべて「実話」だったりします。
お亡くなりになった方々には、須く謹んで哀悼の意を表したいと思います。合掌。

そういえばお盆だから、きっとこちら側に皆様遊びにいらっしゃっているころかしら・・・?