をことば3:植物を育てようのすすめ(2/15)

今日も穏やかないい日だ。
日に日に元気になっていくシクラメンを見ていると、こっちもがんばるぞって気になってくるってなもんで。

実はこのシクラメン、世話を引き受けたときにはまさに枯れるまでカウントダウンってな状態だったんです。
で、とりあえず日当たりのいい部屋に移し、液体の栄養剤をざっくし差し込んで。(固体の肥料は根が傷んでいるのでやっていません)
根腐れを起こしているので水やりにも気を遣い。
なんとか茎の色が赤くなってぴんしゃんしたところまで再生させました。
花が出てきても、切るようにしています。
花を咲かせるのはすごいエネルギーを使うんですよ。

あと、花の終わったシンビジュームも日当たりのいいお部屋に置いています。
なんとか、育っているかな?葉っぱも元気だし。

でも。思った。
鉢植えを貰ったら、日の光の当たるところ(直射でだめな植物はカーテン越しでもいいので)においてあげてください。
とにかく植物の、生活しやすい環境に、おいてあげてください。
人間だって、呼吸するときに布団にこもりっぱなしでは辛いですよね。
生きるために、食べることで栄養を摂取しますよね。
植物は、生きるために太陽の光を浴びるのです。
だから「生きている」ものの、命を奪うような行為はしないでください。

いくら、「頂き物の鉢は長生きしない」といっても、命を奪う、短くするような行為はしてほしくないです。

ちなみに植物の吸収しやすい光の色は赤色なんですよ。
緑色は吸収できない色なんですよ。
だから植物の色が緑色に見えるんです。
ちょっと豆知識。

・・・あとね。

せっかくいただいた植物の、世話も最後までしてあげてください。
その植物について、最近では本屋さんで植物の種類ごとに育て方の書いてある本があります。
それを参考にして、世話をしてあげてください。

寒いのが嫌いな植物は、室内に置いて。
暑いのが嫌いな植物は、鉢を素焼きのものにするだけで、だいぶ変わりますし。

植物は、音を出して自己主張できない分、育ち方で主張します。
来客があったときなんかに、「この植物いいね」と言わせるくらいに育て上げてください。

私なんか生来のものぐさ大王ですけど、なんとかがんばってますよ。
あ、サボテンだとものぐさの人におすすめかも。自分でもできたし。
寒いときには室内に入れればいいし、夏場にはぐいぐい大きくなるから楽しいし。
鉢の大きさにあわせて、植物は大きくなります。
だから盆栽の鉢ってあんなに小さいんです。

あと、ハーブだと食べられるから育てがいがあるし。
バジルだと葉っぱぷちぷち切ってパスタに使えますよん。

春になったら、久しぶりにハーブを植えてみようかな。
セージと、カモミールに再チャレンジ。