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語学堂とはどんなところか?

今回は、韓国に留学を考えているひと、また留学に興味のある人のために語学堂がどんな所なのかを書いてみたい。とは言っても、僕は高麗大学の語学堂(正しくは韓国語教育センター)しか知らないため高麗大学の場合を書く。

ソウルにある主要な大学には、外国人や、海外同胞のために韓国語を教える機関がある。それが語学堂だ。普通は、月曜~金曜の午前9時~午後1時まで授業をしているところがほとんどのようだ。高麗大学の場合、レベルが6段階あり、1級2級が初級、3級4級が中級、5級6級が上級である。

自分が通ってみて感じた事は、1-2級の授業内容は、日本にいても1-2年程度勉強すれば習える内容だと思う。つまりは、1-2級で習う文法は、本当に基礎中の基礎で文を書く場合でも、話す場合でも差し障りの無い文法と言える。3-4級の文法は、さらに会話的になり、書き言葉としての韓国語ではなく、話し言葉としての韓国語が多くなってくる。留学しないと勉強出来ない内容と言える。5-6級はやってないので分からない。

授業内容は、初級中級は、1時間目と2時間目が文法の授業で、3時間目と4時間目が特別授業といって会話や、読み書き(作文)、またヒアリングの授業になっている。5級、6級になると文法の授業は無い。また、中間、期末テストの平均が70点以上ない進級できない。

また、学期に2回ほどスピーチ発表がある。1,2級は3分、3,4級は5分、5,6級は聞いた話では10分。原稿を書いて覚え、クラスメイトの前で発表する。また、3-4級では、学期に一回、グループ発表があり、3級では、テーマを決め、韓国人に対し質問調査をし、統計をまとめて発表する。4級では、テーマを決め韓国人に対して、インタビューをして、それをビデオに撮る事をした。



学生の国別割合は、はっきりした数字は分からないが、日本人または、在日韓国人が60%~70%程度、中国人が30~40%といったところか。西洋系の人もいるが、中級以上に進むケースは少ないようだ。なので1-2級の方が国際色豊かだ。

よく、「日本人のいない学校に行きたい」という声を聞くが、韓国の語学留学の場合まず不可能だし、日本人が多い方がいいこともある。

今のクラスは、日本人と中国人が半々なのだが、クラスの中国人は、4級にしては発音が悪くとても聞き取りにくい。日本人と韓国語で話すときは、発音が悪くてもちゃんと聞き取れるし、文の組み立て方に関する考え方も似ているので、多少日本語直訳でも、何が言いたいのか理解できる。しかし中国人と韓国語を話すときはこうは行かない。正直、授業で中国人と韓国語会話をしても、逆に発音や、イントネーションがおかしくて韓国語の感覚が鈍ってしまうような気がしてならない。

また、前にも書いたが日本人・中国人に比べ西洋系の人たちは、韓国語の習得が遅い。日本や中国は、漢字語があったり、語順が同じだったりで、韓国語習得が有利なのに対し、まったく文化の違う西洋系の人が習得が遅いのは仕方がない。ただ、西洋系の人が多い学校では、習得の遅い人のペースに合わせてしまう場合があるらしい。



自分は今、4級(中級)にいるが、自分やクラスメートを見ても、韓国語を流暢に話せる人は居ない。ここで言う流暢とは、韓国人と対等に会話出来る、という意味だ。もちろん今でも韓国人と会話は出来るが、相手がある程度言葉を選んで話してくれて、会話が成り立つレベルだ。以前、最上級の6級の人と韓国人の友達を交えて飲んだことがあるが、6級でも、そんなに差は感じなかった。ここから先は、本当に継続して勉強を続け、ネイティブの人とどれだけ話す機会を作るか、にかかっていると思う。