発売されるまでは、フルボイスだと嫌だなぁと非難ごうごうだったのですが(笑)、いざやってみると声も気にならず楽しかったのです。なんとなく、私のくせは買ってきてはみたものの、なかなかパッケージを開けないんです。10も、夕方大学が終わってから買って来て、始めたのは8時をまわってました。 始めた当初は、アップテンポなクリスタルのテーマと、あまりに現代人的なしゃべりのティーダにちょっと軽くひいて、違和感を感じながらも、ひきこまれていきました。フルボイスって楽しい!と思った最初の瞬間は、ティーダがシンに吸い込まれて、気がついた遺跡での一言「何なんですかね〜さっぱり意味がわかりませんね〜」。なぜかと聞かれても、この一言で声ありって楽しいo(≧▽≦)oと感じたのです。本当、さっぱり意味がわかりませんね(笑)でも、バハムーとの祈り子の「泣かないで」も好きだったりしますvそうそう、画面が切り替わらずに戦闘に入るのに割りと感心したのも懐かしいです。 物語は、たまにティーダの後から思い出すような口調で語られていくのにどきどきしたものです。まわりは全てを知っていて、プレイヤーでさえ気がついているのに、彼だけがシンを倒すことの意味を知らない…そのせつないやりとりにきゅぅきゅぅなってました。やっぱり、セリフが音声だとそれまで言葉でしかなかったものが、音として記憶に残るのってすごく違うなぁと、後から思い出せば思い出すほどに感じます。シンは過ちを犯した人の罪…結局この教えは違つくられたものだったのですが、その話が出てくるたびに「う〜ん」と唸ってしまったものです。本当プレイしながら、どこでストーリーに区切りをつけたらよいのか困難でしたよ。(つまり止められなかった)個人的にユウナの「出来ないよ、出来ないんだよ」がきゅぅきゅぅきてましたv後は、なんと言っても「泣くぞ、すぐ泣くぞ…」というジェクトさんのセリフと「大嫌いだ」のティーダのセリフです。あの何でもないような夢のセリフが、あんなラストで生きてくるなんて、伏線大好きです!とりあえず、ラスボス控えて既に号泣(笑)でも、エボンジュの姿に驚愕。ダ○にしか見えなかったの…だってあれじゃあ、まるでまるっきり○ニじゃん。オートケアルガはリフレクで楽勝でしたけど。 ラストは賛否両論ありますよね。私もハッピーエンド推進派(?)なので、あのラストは切なすぎて倒れてました。10−2も発売されて、彼の復活もありですし、その復活が見たくて購入してしまった私なのですが、やっぱり10はあのラストかなぁと思うのです。あの全身から搾り出すような「ありがとう」の価値はそこにあるのです。でも、やっぱりそうは言いつつも、あれじゃあユウナがかわいそうなんですけどね…。海に向かっての指笛がなんとも切ないものです。「そなたは儚い夢なれど、スピラの真実に触れた。スピラは真実を救ったものを忘れない。ひたむきに走り続ける夢よ、夢を超えて真実となれ」(うろ覚え)この言葉に、やっぱり復活して欲しいとも思うので、かなり矛盾しているのですけどね。 最後に、メイチェンの地上で滅びたザナルカンドは歌の中だけに残ったという言葉がすごく印象的でした。ユナレスカの「ああ、ゼイオン許してください」という言葉の意味。彼女の望んだもの。考えれば考えるほど、彼女の真意がわからなくなるのです。それぞれの想いが、悲しく交差する物語でもありました。 それにしても、10は友達とものすごい量の手紙をやりとりしたものです(^^;)彼女が、帰省中の数日でやっとクリアした状態だったので、物語がつかめず疑問だらけだったので、その20いくつの疑問を事細かに説明した手紙…Bのルーズリーフにちっちゃい字で裏表ぎっしりの6枚。一体何万字書いたことか…(==)その後、4000字のレポートに多すぎる〜と嘆いている自分がむなしくなりましたよ( ̄∇ ̄)ノ |
そういえば、あの手紙。確か書くだけで4時間以上かかりましたよ(笑) 無我夢中とはこのことでしょうか? |