「空色の夢」


蓋を開ければ
かすかに立ち上る
優しく懐かしい
かおり

透き通った硝子
透き通った空

雲の絨毯に心を遊ばせた
幼い私
青空の海に思いを泳がせた
昔の私


あの時
握り締めたいた
小さな硝子の小壜
私が置き去りにした
夢のかけら

机の奥から
転がり出てきて
私を驚かせた

小さな硝子の小壜に
一杯に詰め込まれた
小さな丸い香り玉


空色に染まった
私の夢のかけら






これは、ゆきさんがきおくのこびんの1周年に書いて下さったものですv
小さなこびんに詰まった空色の夢。
ちいさいころの幼い記憶のかけらのようですよね。
とても素敵な詩ですよねvv
本当にありがとうございましたヾ( 〃∇〃)ツ