神様、世界、私。



覚えていますか?
世界の中心が自分だった頃のこと。

周りの人が悲しい顔をするのは、
私を優しい人間に育てるために、
神様が与えた試練だって思ってた。

世界は私を育てるためにあるんだって思ってた。
世界中の悲惨な出来事は、
私に何かを教えるためにあるのだと。

でも、私が悲しみを分け合うことのできない人は?
私が何も知らないまま、
誰かが抱えている悲しみもある。
私は、自分が世界の一部であると気付いた。
私は中学生になっていた。




この詩は、美萌里さんが掲示板に書いて下さったものです。
そのままにしておくのはもったいないと思い
許可をとり飾らせていただきましたv
美萌里さん、ありがとうございました♪