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海の詩

言の葉 乗せて 海の琴

綺麗で 奇麗で キレイで――――

落とす涙 水面に跳ねて

真珠になりて 海底に沈む

キラキラ 輝く

今日も 潮騒はヒカリながら 誰かの鼓動と―――

そして 心に 静かに響く










この詩は、黒馬 青さんがキリ番のお礼にと掲示板に書いて下さったものです。
とてもさわやかな優しさが広がる素敵な詩ですよね。
凪いだ海の煌きと穏やかな波音が聞こえてくるようです。
ありがとうございました。




+黒い馬+


黒い馬が たった 一頭
荒野に 佇んでおりました
歩くでもなく 嘶くでもなく
ただ そこに佇んでおりました
冷たい瞳は 遠い空を ゆっくりと
眺めているだけでありました
黒い馬が何故此処にいるのか
黒い馬がいつから此処にいるのか
誰も 知るものはいませんでした
確かなのは 黒い馬は遠い昔からの
伝説であるということだけでありました
旅人がそばを通っても 狼の群れが黒い馬の周りを囲んでも
何もせず ただ じっと 遠くを見ているだけであります
何を見ているのか それは黒い馬にしかわかりません
冷たく黒く光るその身体は
ムチの様に撓り 逞しく 鋼のようでした
その完璧な身体を使うこともなく
何時しか黒い馬は 荒野と交じり合い 消えて無くなりました
黒い馬が佇んでいた場所には 黒いような 青いような
大きなシミが残っているだけでありました
それでも黒い馬は まだ 何処かで
遠くを見ている筈でありましょう
私はこう思うのです
黒い馬は人類の醜いところを見ていたのではないのか
人類の汚いところを見ていたのではないのかと
それでも 黒い馬が 消えてしまった 今
真実は黒い馬にしか 解らないのでありましょう



こちらも、同じく青さんがBBSに書いて下さったものです。
しなやかな力強さとあたたかなやさしさが混在する
とても素敵な作品ですよね。
ありがとうございました(^−^)