この詩は、幼稚園〜小学校の頃の帰り道の記憶です。友達と二人で毎日、7年間同じ道を通いました。幼稚園に行くまで、あまり会ったことはなかったのですが、すんなり二人で幼稚園に行き、すんなり帰ってきました。何の話をしたのかも覚えていません(^^)でも、白い道の上にぺしゃんこの虫を見つけて、二人で「きゃ〜」って叫んで走ったことは覚えています。別に怖かったとかじゃないのですが、ふざけるのが楽しかったのかもしれません。 |
いつもいろいろ道草をして帰りました、死んでいたアゲハチョウのお墓を作ったり、ものすごく高く飛ぶ鶏に出会ったり、花を摘んだり、タケノコのちっちゃいのをむしったり、もう思い出せないほどです(笑)そんな帰り道、7年間も通ったのに、その1日1日があったはずなのに、一瞬一瞬しか思い出せないのがさみしいものです。 |
それでも、あの走り出すあなたの背中を追いかける映像は確かです。二人で笑いあって走っていたときは、どこまでも行けるような気がしていたなぁと思うこの頃です。 |
笑い声の響く記憶の彼方へ |