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これは、56789のキリ番をとったりすざるさんのリクエストで「動物」をテーマに作ったものです。昔、お恥ずかしい話ですが、泣いていたのです。そのときのことです。


 私は、顔にタオルをあてて泣いていたのですが、不意に足にひやりとしているけど、でもざらりとした感触を感じてびっくりしたのです。爬虫類を彷彿とさせるような感触。慌てて足元を見ると、本当に小さな愛らしい子猫がみゃーといるじゃありませんか…。その子が私の足をぺろっと舐めていたのです。知らないうちに涙は止まってしまい、目をぱちくりさせながらその子を見ると、その子は何かを確かめるようにじっと私を見上げた後で、私が何か言おうとして手を動かした瞬間。慌てて走り去ってしまいました。


 たぶん、人なれしていなかったので怖かったのだと思うのです。首輪もなかったので、きっと野良猫。そんなに怖いのに、どうして私の足を舐めたりしたんだろうと…なぐさめてくれたのかなぁ、そう思っちゃいました(^^)私が泣き止んだら、慌てて行っちゃいましたしね。


 去年、育てたキジバトのひーちゃんも、私が具合が悪くてベッドに寝ていると、顔の前に何時間でも座っていました。気がつくと、目の前にふ○の山がありましたからね(笑)あーもう(==)と思いつつも、ずっといてくれたんだぁと嬉しかったものです。人によっては、絶対そんなの嫌だと言うのかもですけどね。実家で飼っていた、すずめのみーちゃんは、人が大嫌いだったのですが、怖いけど近くにいたい、ひっつきたいという気持ちがかわいかったものです。知らんぷりしていると、足にぴたっと、でも見つかるとぎゃーっと逃げていくのです。ひーちゃんも、べったりになるまでは、知らんぷりしていると、すすすーっと近寄ってきて、すとんと横に座っていたものです。私が動くと慌てて走り去るのです。


 動物ってそういうものですよね。やさしいものですよね。言葉がないけど、伝わる気持ちってありますよね。泣いてる私に、ちっちゃい子猫がしてくれたように。



言葉じゃないからこそ
伝わるものもある