そんざいのこびん(あとがき)


 これは、悠さんのサイトの投稿掲示板に投稿した詩をこびんにしたものです。なんとなく道を歩いていて、自動販売機のがたんって音を聞いたんです。それで、なんだか、何でも当たり前に思ってるけど、それはどうなんだろう?って思って作ったんです。

 お金を入れて、自動販売機のボタンを押したら、「がたん」ってジュースが落ちてくる事、蛇口をひねったら、「じゃ〜」って水が出てくること。そんなの当たり前ですよね。たまに、お金入れてがたんって音までしたのに何も出てこなかったなんてありますけど(実話/笑)出てこなかったらなんて普段考えません。

 あなたがいて私がいるってことは当たり前だけど、本当はそうじゃないですよね。あなたと私がいて、出会うなんてとんでもない偶然です。それに、あなたがいたから今の私がいる。忘れちゃいけないことです。友達だったり、恋人だったり、親だったり。いなくなってから気づくなんてよく言いますけど、そんなのさみしいですよね。当たり前なんだけど大事なこと。そんなことを考えた詩です。


隣りで笑うあなたがいることは
偶然と必然でできた
しあわせ