これは、ずいぶん前に作っていたものです。去年教育実習に行った時に、すごく綺麗なこどもたちの合唱を聴いていて、ふと思ったことです。 唐突ですが、私は合唱がすごく好きです。小、中学校の頃は特に意識していなかったのですが、高校ではなぜか合唱部に入りたいと突然思い、所属していました。本当に、自分でもなぜ入りたいと思ったのかわからなかったのですが…。しかし、入った当時は、入っている先輩方はみんな掛け持ち状態で、文化祭前だけに活動するといった感じのようでした。そこへ、新しくやってきた音楽の先生が部を受け持つことになり、1年生の部員は私を入れてたったの2人だったのですが、普段も活動しようということで始まったんです。今思えば、よくたった2人で歌っていたなぁと思います(笑)私がソプラノ、もう1人がアルトとちょうど良かったのもあったんですけどね。それが、いつのまにかちょっとずつ増えて、同じ学年は6人程度になりました。本当に、いつしか増えていって、あの音楽室は本当に居心地が良かった記憶があります。遅くまで残っていて、用務員さんに理科塔(音楽室の塔)から教室への入り口に鍵をかけられてしまい、スリッパ1つで閉じ込められたりもしましたけど(==) 詩を思ったきっかけは、実習に行っていて、集会の中で各学年が合唱を披露するものでした。すごく上手で、本当に涙がでそうでした。何か、本当に詰め込んだおおちゃ箱から、きらきら光る何かをとりだされたような…。ああ、こんな歌声の中にはもう戻れないなぁとしみじみ思ってせつなかったのかもしれません。思い起こせば、小学校の頃の高学年で出場する音楽祭のとき、2時間立ちっぱなしで、歌いっぱなしでみんな文句を言っていたのですが、私は密かに楽しくて全然きつくなかったのを思い出しました。私はやっぱり昔から、そしてこれからも合唱が好きなんですよね。 |
思い出とやさしさを この歌にのせて もう一度 |