この詩は、ふと夕暮れ時に外に出たときに思ったことです。もう、夕日の色はなく、でも夜でもない。まるで青い曇り硝子の中にいるみたいな感じがして、ああ、もうすぐ夜なんだって思ったんです。 |
そんな中でだんだん、家々に明かりが灯ってきて、木がざわめいてるのが聞こえて、わからないくらいの速さで暗さが増していく。そんな、わずかで、長いような時間は夜という時間の準備なんだなぁって思いました。花の香りがしてくると花の宵って感じもしますねv普通、闇と言えば、全てを飲み込む怖くて恐ろしいイメージがありますが、世界をやさしく包んでくれる、そんな闇もあっていいんじゃないかなと感じてこの詩をつくりました。 |
やさしい闇が穏やかな夜をもたらすように |