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その手にあまるほどの
大きな表紙に描かれた
風変わりな絵
どうして好きだったのかも
今となっては思い出せもしない
ただ 心に焼きついた絵は
今もあざやかに浮かぶ


何度も読んでとせがんだ
異国の昔話
ちょっと悲しいお話
何度も読んでもらったことは
教えてもらった記憶
それでも 出てくる動物は
今でも私の憧れ


たとえ 思い出せなくても
好きだった気持ちは消えないから
今でも大好きな絵本


いつか 私も

誰か に

読んであげるのだろう