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+ひまわり+


もう風が秋を肌に伝えて

夜のまぶたがおりようとして

ふと駅のホームの前

目に飛び込んできた

ちいさなひまわり


まだ 閉じることを知らない

夕暮れのひまわり

まだ 枯れることも知らない

秋のひまわり

まだ 消えようとしない

ひまわり

消せずにいる季節

かすかな夏の記憶







夏は過ぎて秋の風が冷たいのに
おぼろげなのに、未だ消えないひまわりと記憶
これは、9月30日の日記に書いたものを
少し改定したものです。