本日4月30日、現地時間9時30分。
 朝から久しぶりの快晴。BCでも何日ぶりかに
 太陽を拝んでいます。
 いよいよ今日から最終ステージ、6時にはシェルパ全員
 5名がC1へむけて出発していきました。
 隊員は今日までレスト、明日より行動開始です。
 
 そこで今日はBCにおける隊員のプロフィールを少々・・・
 
 山本篤 隊長:意外なきれい好き。上部からBCに降りてくると
 必ず洗濯、行水をしている。これも意外、ラジカセでクラシック音楽
 を聞いている。食事にはうるさくコックそっちのけで自分で料理をする。
 鵜野さん差し入れのシャケのバター焼き、石狩なべも彼の手ずくり。
 新妻からのメール、手紙の数はbP.
 
 高橋和弘登攀隊長:口数少なく、いつもにひるな古武士をおもわせる。
 上部の難しいルートでは、つねにトップへたってルート工作、皆からの
 信頼度は抜群。
 
 早川 敦:タヲルを鉢巻に、じゃーじの上下に長靴というすたいるは
 どうみても魚河岸のアンチャン。現役時代の女子新人「赤坂 瞳」
 とのエピソードで皆をおおいに笑わす。
 
 森 章一:電気技師として大活躍。ハイテクのBCの電気関係を
 一手に引き受けている。またたいした植物学者でもあり、草花に
 関する知識は抜群。自分のテントのまわりに緑の草が生えてくると
 踏まれないように石で囲む、という優しい一面も見せる。
 
 加藤慶信:まさに甲斐の野武士「風林火山」。真っ黒に日焼けし
 髭ずら。ダーテー加藤、と呼ばれていたのが、隊長命令で髭を
 そったところ、たちまち変身。自らダンデイ加藤と名乗っている。
 
 天野和明:ダンデーの座を加藤にうばわれ不満ぎみ。
 しかし彼女からのメールの数では加藤を圧倒。
 記録係としてカメラを片手に大活躍。
 
 松本 浩:シェルパやコックからカンチャ・松本と呼ばれて人気者。
 カンチャとはネパール語で一番若いという意味。
 上部の荷上げはシェルパに負けず数をこなし、サーダーからも
 「ヒーイヅベリーストロング」とおすもつきをもらう。
 
 以上の「7人の侍」がいよいよ明日から頂上を目指す。
 
 ベースに残る4人については次回で・・・
 

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