あれは、大学3年の夏休み。
私は夜、妹と二人で某ファーストフード店から、
テリヤキバーガーとチキンナゲットを買ってきて食べました。
それが、p.m.9：00前。

p.m.11：00頃。
何だかとっても全身が痒い。
今思い出しても、身震いするほどの痒さだったんです。
もう、頭から耳の穴まで痒い・・・。
実は妹のこ汚い部屋（ごめんよ、妹！！）で寝ていたので、
何か変な虫に刺されたのでは！？
と言うのが私たちの最初の見解でした。
明日は掃除だ・・・と互いに言い合い、その日は寝る事にしました。

と・こ・ろ・が！！

次の日の朝・・・。
まず、腕と足のひざの裏に蕁麻疹が出来ていました。
実は、私は高校2年の時に帯状疱疹という病気をやっていて、
それのリバイバルかと思ったんですよ。
で、母親に見せたら、
「あ、それアレルギーだわ」
とあっさり言われました。
でも、私今までそんな事なかったし、たいした事はないという母親の言葉に騙された私が馬鹿でした・・・。
この日、私は、母と長野市にワタセセイゾウさんの絵画展を見に行く予定でした。
調子の悪さを感じながらも、大好きなワタセさんの絵をじっくりまったりじんわりと見ました。
お昼に入ったパスタ屋さんで私が食べた物・・・『カルボナーラ』『パンのチーズ焼き』。
これが後に私の後悔の元となる・・・。
家に帰ってきた私は、昼寝をしている妹の隣でテレビを見ていました。
が、何だか息が苦しいのです。
一種の軽い呼吸困難状態でしょうか？
腕を見ると、蕁麻疹が大きくなっているではありませんか！？
っつーか、量・質共に倍増！？って感じでした。
で、これまた昼寝をしている母をたたき起こし、早速病院に電話。
が！！かかりつけの先生は、松本に行ってらっしゃいま〜〜す・・・と言うお答え・・・。
で、別の総合病院に電話。
見てもらえると言う事なので、病院に直行。
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診断：体が疲れている所為で、いつもは反応しない食べ物が、アレルギーとして出てしまった
（そういえば、帯状疱疹をやった時も、体が疲れている所為で・・・と言われたような・・・）
注意：卵、牛乳、肉、魚・・・その他諸々のたんぱく質食品は避ける事
　　　　刺激物は避ける事
　　　　安静にする事
を申し渡され、点滴をしてもらいました。
ココで、おさらい・・・。
私がお昼に食べたもの・・・『カルボナーラ』と『パンのチーズ焼き』・・・
しつこいようですが、『カルボナーラ』と『パンのチーズ焼き』ですよ！？
カルボナーラって、ミルクと卵たっぷりじゃん？
パンのチーズ焼きって、チーズたっぷりじゃん？
それを思い出し、点滴を受けながら青くなりました・・・。
私、自ら蕁麻疹を悪化させていたのです。

因みに、そこの病院の受付の方は大変素敵なお兄さんで、私が母と原因は何かについて話していたのをしっかり聞いていたようで・・・。
（魚のフライか？とか、ビールか？とか、ハンバーガーか？とか・・・）
点滴の部屋に行くためにエレベーターに乗ったら、
「でもあったの？」
とか、話し掛けてくれて、嬉し恥ずかし・・・。
一応言っておきますが、飲み会ではなく、ただ単に家でおじいちゃんの晩酌に付き合っただけです。

結局、原因はわからぬまま、友達と予定していた北海道旅行にもいけないまま・・・。
これから先、栄養士の学外実習の時は大丈夫だろうか？という思いを抱えたまま完治しました。
あの時、みんなの食事と隔離された質素な私の食事を忘れもしません。
はっきり言って、ご飯と果物で生き延びていたようなものです。

幸いにも、あれ以来蕁麻疹は出ていません。
が・・・ちょっと痒かったりすると、再発！？と、恐怖に慄きながら生活しています・・・。