2007年6月1日、岐阜へのバラ旅行三日目です。

私の愛読書である、素敵なバラのカタログ誌”NEW ROSES"の編集長をされていて、
雑誌”マイガーデン”にも記事を掲載されている、産経メディックス社の玉置一裕さんのお庭にご招待して頂き、寄せて頂いてきました。
玉置さんは、今回の花フェスタでの、巨匠のバラ秘密ガイドツアーのコーディネーターでもいらっしゃいます。

玉置さんとは、昨年秋の私のバラの師匠小山内先生の花フェスタガイドツアーの時に、小山内先生を通じて知り合うことができました。
そして、今回の岐阜バラ旅行でお庭に寄せて頂くことをとても楽しみにしていました。

玉置さんのお庭は、まるで秘密の花園のような素晴らしいお庭でした。
バラは元より、色々な宿根草、リーフ類、樹木、ワンダーガーゴイルなどがバランスよくおしゃれに配置されていました

玉置さんのお庭には、とてもおしゃれなガーゴイルが随所に飾ってありました。
鷲のガーゴイルをはさんで、左がERのロードリーオベロン。
右がプラウドタイターニア。
私が玉置さんのお庭で一番心を惹かれた、プラウドタイターニア。

古いイングリッシュローズ。
緑がかった蕾からオフホワイトのロゼット咲きに。
樹に力がついてくると深いカップ咲きになるが、通常はやわらかいロゼット咲き。春咲き。
名前は、シェイクスピア劇の「真夏の夜の夢」に登場する妖精女の名にちなみ、
「誇り高いタイターニア」という意味。(玉置さんより)
ご一緒させて頂いたバラ友さんたちと、応接間でバラ談義を楽しませて頂いていたら、
”庭師です”。。。と登場されたのが、何と、師匠 小山内先生でした。
私は一瞬、幻かと思ったほど、びっくりしました。
素敵なスペシャルゲストの登場に、みな、大喜びです。

玉置さんのお庭にて、特製ガーゴイルになっていたお茶目な小山内先生。
(写真、HISAKOさん提供)
玉置さん、小山内先生と一緒にお庭で、バラを見ながらバラ談義が弾みました。

ダムドシュノンソー。玉置さんのお気に入りのバラ。

しっとりとしたつや消しのピンクの花弁は幾重にも重なり、
中心にオレンジが滲むエレガントな花。
ロワール河畔の古城に佇む貴婦人のエレガントな立ち姿。
うっとりするような香りを漂わせて・・・(玉置さんより)
アンスティティリュミエール。

意味は永遠の光だそうです。(玉置さんより)

ラ・ローズ・ボルドー

フェミニンとか、官能的とか、扇情的な香りとまで表現されているそうです。(玉置さんより)

サンティグジュペリ

星の王子さまの作者名をいただく花は、
2代目サンテグジュペリ(初代は藤色のFLワルツタイム)。
インディアンピンク(インド更紗のピンク)の深いカップ咲き。
秋に は花弁が5つのブロックに分かれ、星のようなかたちに。
ちなみに、「星の王子さま」ではバラが重要なモチーフになっていて、
サンテグジュペリの夫人のことという説もある。(玉置さんより)
禅  河合伸志さん作出。

なんてシックで素敵な色合いでしょう。

お庭での楽しいひとときの後、またお部屋に戻って、バラ談義はいつまでもつきることがありませんでした。

玉置さん、小山内先生、細やかに気を遣って下さった素敵な玉置さんのお母様、
ご一緒させて頂いたHISAKOさん、のんのさん、あけさん、おめめさん、Sさん、Oさん、素晴らしい一日をどうもありがとうございました。
またこのような素敵な機会があることを、願っています。

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