◇血液型の相性◇
(2004/11/28)

今日テレビで血液型の相性やってました。
父親・母親・俺・妹の家族4人で全員血液型の違う我が家では、
血液型の性格の違いって、日常的に肌で感じてきたクチなんだよね。

まぁ家族では4人とも破綻逃亡なくここまで続いてきてるし、家族の相性はこの際どうでもいいのね。
俺の彼女(B型)との相性が気になるところ。


んで、A型男性とB型女性の相性は、、、


全16通り中、


16位。



最下位かよ(><)



最悪の組み合わせってわけね。。。



おいおい、最悪のカップルだからとか言わない!!


男性としては、女性に振り回されるし、いい加減で無計画な面が我慢できないんだとか。
女性としては、自分の行動を理解してくれない男性に腹が立つんだとか。

ん〜分からないでもない。
というか、分かる気がする。

んで、A型男性といちばん相性いいのは、A型女性なんだって(16通り中3位)。
でも俺、今までつき合った人どころか片思いになった人も含めて、A型っていないんだよね。
まぁ好きになった人全員に血液型聞いたわけじゃないけどね。。。確認した限りでは。

なに、俺って、いままで恋愛で自分から進んで苦労してきたんかー!?

もっと楽でいい恋愛があったんかー!?


A型とA型って、合わないと思ってたんだよね。
まぁ好きになった人にたまたまA型がいなかっただけで、相性を理由に敬遠してたとかいうわけじゃないけど、
もしA型の性格が俺と同じなのなら、「ちょっとイヤかも...」と思ってたんよね。

だってさ。。。

俺が落ち込んだときはいっしょに落ち込んでくれそうだし、
俺が悩んだときはいっしょに悩んでくれそうだし、
俺が嬉しいときはいっしょに嬉しがってくれそうだし、
俺が怒ったときはいっしょに怒ってくれそう。

いいじゃんって?

いや、俺にとってはそれはイヤでさ、

俺が落ち込んだときはいっしょに落ち込んでくれるよりも、下から俺を持ち上げてほしいし、
俺が悩んだときはいっしょに悩んでくれるよりも、「ばしっ」と決めてほしいし、
俺が嬉しいときはいっしょに嬉しがってくれるよりも、いやこれはいいけど、
俺が怒ったときはいっしょに怒ってくれるよりも、なだめてくれたり別の意見言ってほしいし。

まぁA型の人すべてがそうじゃないのは知ってるけど、
たとえば、「うあ〜疲れた〜仕事行きたくね〜」って言って
「そうだね、疲れたね、休んだらいいかもね」って言ってくれるよりも、

「何言っとんじゃボケェ、しっかり働いてしっかり稼がんかいオラァ!」

って怒鳴り散らしてケツ叩いてくれたほうが、俺的にいいわけで。


いや、ビシビシムチで叩いてほしいわけじゃないっすよ。。。(汗)

俺的に、俺の成長を促してくれるような人がいいですね。
まだまだ眠ってる自分の能力を起こしてくれたり伸ばしてくれるような、、、
それでときどき癒しもくれるようなね。
俺は優しすぎるし、だから刺激がほしい、みたいな?
まぁ実際は彼女は普段はそんなに激しくないけどね、ときどき直球ストレートで毒針刺しにくるくらいで。
性格的には、合ってます。すんませんオノロケウヌボレ系入ってしまってて。

B型ってね、俺的に楽しいのです。
いつでも簡単に行動や思考が予想できるし、その通りに動くから、なんか優越感感じて楽しいし、
ときどき突拍子のない予想外な行動や思考をしてくるから、それがまた興味深くてすごく楽しい。
退屈しないんだよね。
AB型も似たような感じで、O型は性格的にどっしりしっかりしてるような感じで、ともに時に落ち着くのが俺的に魅力ですね。

このHPの自己紹介にも書いてるんだけど、俺はA型よりも性格的にはO型に近いと思うのね。
世間一般で言われてるA型性格とは俺は結構ずれてるような気がします。
几帳面とかきれい好きというA型の一面も確かにありますが、それ以上に、大雑把な性格が占めているような気がします。
俺の性格は、AB型の父親よりも、O型の母親に近いような気がします。

で、B型女性ともっとも相性がいいのは、O型男性なんだそうな。
16通り中なんと2位ですよ。
俺のO型的性格のおかげで、16位のA型とも3年以上もつき合えてるんでしょうね。


しかし。


血液型による性格の分類とか相性って、なんとなく実感するところはたしかにあっても、
実は俺的に否定的。
番組の最後でもやってたけど、そう、
科学的に一切証明されてないんです。

たとえばスポーツ心理学や教育心理学の世界で血液型を独立変数に持ち出すと、メッタクソな批判と轟々な非難の的です。

ABO式の血液型って、ただ単に、AとBの二種類の血液凝固反応で発現する血液のタイプによる分類に過ぎないんです。
性格が決定される要因は遺伝子や環境であるとされているので、血液型による性格分類はナンセンスとされています。
血液型による性格の傾向は、長い年月をかけて人々の思考に刷り込まれてきたステレオタイプの影響の結果という人もいます。
もし科学的に血液型に性格決定要因があると立証されれば、おそらくノーベル賞ものの凄いことだと思いますが、
やはりそれでも、その後の研究においても、各血液型特有の性格傾向の科学的な証明ができないと、
なかなか相手にされないと思います。

現在血液型性格の研究をされている先生方を非難や否定するわけではありません、
血液型による性格の傾向はたしかに肌で感じるところがありますからね。
好奇心レベルで興味を持って楽しませていただいております。
研究って根底にあるものはやはり好奇心や探求心であり、
それを学問のレベルで突き詰めたものであり、昇華させたものであると思っているし、
それは研究者本人にとって非常に面白いことだと思っていますからね。
科学的に立証されていなくても(=誰も立証することができていなくても)、
その先にあるものを見るのはアリだと思うし、推測推定するのもアリだと思うし、
ひとつの研究スタイルであると思っています。
そう、学術研究って自由なものだと思っています。


・・・って、いま研究活動休止中の人に言ってほしくないなって、
いま研究活動中の研究者の皆様の声がしっかりはっきり聞こえてきます。
ほなさいなら。。。


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