土地、家(家相)の障りについて

(私は、私の領域からものを言い、判断しますので、占いの方(ほう)から観る家相、地相とは、少し違った判断や、占いでは全く分からない様な事象が分かって来ます。大事な事ですので、最後まで読んでください)
 私の所には、家を新築、改築、又中古の家を購入した後で、家族の内に、事故、病気、今までの仕事がうまく行かなくなった、夫婦の仲が悪くなった、夫、妻、子供の人格が変わってしまった、という旨の相談が良く有ります。


 確かに、占いの方(ほう)から観る、家相、地相の吉、凶が有る事も事実です。


 私事ですが、私は田舎で生まれ育ちました。その当時、昔の田舎の家の造りは、どの家も、殆んど同じ造りの家でした。玄関を入ると土間が有り、その土間が奥まで続き、家の向きにもよりますが、右か左に台所が有りました。勿論台所も土間続きです。これは昔、畑仕事に従事した時は、体が汚れますので、土間の方が便利だったと思われます。そして、台所には井戸が有りました。


 80軒くらいの小さな村落ですが、私の子供時代は、家に鍵をかける様な事は有りませんでした。何処の家にも自由に出入り出来ました。今から思えば、不思議な事です。友達の家に遊びに行き、よく家の中でも遊びましたが、今思い出しても、殆んどが同じ造りの家であったのを、良く覚えています。


(これは高度成長時代に入り、同じ造りの建売住宅が、各所に沢山建てられたのと、同じ条件になります)


 近所の、同級生のお父さんが大工さんでしたので、この方がプラスチックの方位盤を基本にして、家を建てていたのを覚えています。この盤を参考にして、統計的に見て、昔から、一番障りの無い吉相の家を建てていた事になります。


 この殆んど同じ造りの家が集まる小さな集落でも、家を新築、改築中、若しくはその後に、殆んどの家には何も起こりませんが、極稀に、上記した様な事の起きる家が有ります。今まで住んでいた家を壊し、その場所で新たに家を新築中に、友達のお父さんが急死した事も有ります。


 家相の専門家は、建てる年回り(時期)の問題、方位の問題(家相の問題をも含む)、欠け、張りの問題、付属棟の問題、〜神の位置(回り)の問題等、いろいろな説を言われますが、それも否定はしません。


 しかし仮に、
家を建てる(購入する人)人、家相、時期、方位等、同じ条件、またそれに近い条件の場合、上記する同じ様な事が、全ての人に起こるのかと言えば、決してそうとは思えません。


 中古住宅を購入の場合は、少し違う判断が必要になります。


 中古住宅の場合は、どうしても前に住んでいた人の、その家に対する思いや、思い入れが、残り易いものです。以前の状況よりも、価値の高い方に進展し、手放して出て行かれた場合はまだしも、住んでいる人の意思とは反対に、怒りや、悲しみの念を持って出て行かなければならない場合、どうしてもその家、部屋、土地等に、前の住人の念が残り易いものです。


 それは(その念は)、今現在、前の住人が意識する、しないとは関係無しに、今住んでいる住人に作用する場合が有ります


 私は今までの経験から、この問題は、上物(家屋)の占める比率より、その土台の土地が占める比率の方が強く、大きく作用する様に思います。


 一般の人が判断出来る土地の吉、凶は、土地の形、土地が置かれる環境(高低地、傾斜地、池、川等)、くらいと思います。


 土地には歴史が有ります。私達が現在の知識を持って調べてみても、歴史的に有名な場所や、その地に、昔から言い伝えられている情報以外、一般的な土地については、殆んど何も分かりません。


 又私事になりますが、私は以前、加古川市役所のある課(名前は忘れてしまいました)に、私の田舎(加古川市上荘町小野)の、昔の歴史について聞いた事が有ります。それは、私の実家(区画整理後は、全く元の風景とは違います)の裏には、田んぼが広がり、少し行くとなだらかな坂道になり、その上には他の村落が有ります。その村落へ行く途中の右側100メートルには薬師堂(おやくっさん)が有り、その近くには、区画整理にも外された、絶対にさわってはならない、周囲が100メートル位の、だいじ森(本当の名前は知りません)と呼ばれる、小山の森が有ります。上の村落への道の左側300メートルには、たんの山と呼ばれる岩山が有り緒ます。


 私が、加古川市役所に聞いたのは、薬師堂からたんの山までの間、約400メートル(今は田んぼ)が、その昔、そこになにが存在したか、という事です。


 直に市役所から返事が届きました。市の方では、1800年代までの事は分かりますが、それ以前の事は分からない、という返事でした。確かに1800年代のこの地には、薬師堂、だいじ森、たんの山は有りますが、他には何も見当たりません。


 何故私が、この様な質問を、加古川市役所の方にしたかというと、「私について」、でも書きましたが、私が子供の頃、この付近で遊んでいますと、怖い顔をした仏像(今思えば、不動明王の様にも思えます)が出現したり、お経の様なものが聞こえてきたり、ざわつきを感じたりしたものです。


 後にこの付近一帯が、農地の区画整理の為に掘り起こされた時、私の父親が五輪塔の、空、風、火、水の部分を発見しています。この事から、この地域一帯はその昔、(1800年代より以前)寺、墓が有ったと推測されます。


 余談ですが、五輪塔の、空、風、火、水の部分の形は、他に転用されにくく、土台の部分は、他に転用(階段等)されたのでしょう。


 そしてこの一帯は、今も田んぼが広がり、家は一軒も建っていません。仮にこの付近一帯を、不動産会社が買い上げ、宅地にして売り出せば、当然人が住む事になります。いくら念入りに土地を清めても、限界が有ります。そうなれば、縁有って此処に住んだ人の中の、霊的に敏感な人がいれば、当然作用され易くなります。


 私は、私の中に入っている地神様(巳神)に、この付近の土地の障りを聞いてみました。


 斜めの曲がった線は、その当時の道(上の村落へ続く、あぜ道に近い)、と取ります。曲がった線(道)で分けられた左右の色から、
向かって左側の白い色の部分は、障りは無い、と取ります。向かって右側のくすんだ色の部分は、家を建てて住むには、難が有る、と取ります。


 

 ●先日も、今から家を建てたいが、13区画有る土地の中で、どの場所が一番障りの少ない(無い)場所なのか、観て欲しいという方が来られました。


 区画図を前に置き、その住所を読み上げ、各区画を指さし、地神様(巳神)に聞いてみました。



 ある区画では、魚の様な形を見せてくれました。

 ある区画では、長く、細いものを見せてくれました。

 ある区画では、黒い蛇の様なものを見せてくれました。


 以上から、この土地(100メートル程南は海)は、少し前までは野原でしたが、元は池が有った土地と観ます。長く、細いものは、池の中やその周りに居た、鰻、ドジョウ、ミミズ等と観ます。

 
笑われるかも知れませんが、蛇も含め、この様な長く、細いものは、霊的に非常に強いものを持っています。道を通す時、池、水が涌き出ている様な水溜りを埋めて道路を作れば、そこは死亡事故の名所になります。


 湿気がある所、雨の日、梅雨の頃、霊的な物は活発になります。

 あえて、池を埋め立てた土地を選ぶ必要はありません。


 しかしもうすでに、その様な土地に住んでしまっている場合もあります。

 
 殆んど場合、祈祷により浄化されますが、祓い切れないものが有るのも事実です。


 
それと一番重要な事ですが、その土地に重機等を入れて、工事を行うという行為です。土を掘り起こし、穴を掘り、杭を打ちます。
 
 
 障りの有る土地、邪が残る土地、土については、やはり、祈祷なり、それを祓う儀式が必要になります。



 その儀式は、
現地で行うのが鉄則です。


 
そしてその儀式を行うのは、私の様な領域の者になります。

 決して、占いの分野では有りません。



 私は、祈祷については、どの様な場合でも、現地で行うのが原則と思っています。


 

   

         (これは、ある中古住宅(マンション)の例です) 

●つい最近の事です。ある不動産会社の方から連絡が有りました。この方は多分に霊媒体質の方です。、ある中古マンションの部屋を売りに出したのですが、オープン形式にしている為、この方がその部屋に常駐しています。

 
 最初この部屋に入った時から、人の話し声が聞こえたりしたそうです。


 何日かその部屋で仕事をしていますと、体や腰に違和感が出て来ました。ある日の朝、腰に痛みが走り、とうとう動けなくなってしまいました。


 私の所に相談が有ったのですが、ただのぎっくり腰と思い、神様には聞きませんでした。


 2週間後に再度連絡が有り、全く治らないと言われます。


 その上、左腕が痺れている、と言われます。


 私は、地神様(巳神)に、この方の病気の障り、原因を聞いてみました。



 霊視している妻が、「黄色い空間が出て来たよ、その中に三角形の形のものが沢山見えるよ、緑色と赤い色がついてるよ」、と言います。


 「何か、壁の様なものが有って、その中央に、カーテンの様なものが有る」、と言います。


 左に出ているのは、私の中に入っている巳神です。


 
この領域の方で、これを見て、この段階で判断出来る人は、相当この領域の修行をした人です


 私は、このマンションに常駐している方に、直に私の所に連絡する様にメールを送りました。


 直に電話が有りました。


 私はこの方に、「〜さん、最近何処へ行ったんですか」、と尋ねました。


 「バックが黄色い中に、野の蛇がうようよいるよ」、と言いました。


 するとその方は、「私が今常駐している部屋が、前の住人のタバコのヤニの為に、壁が黄色に変わってしまっている」、と言われます。


 「カーテンも有るけど、邪魔になるので、片方にまとめている」、と言われます。


 これで全てが分かりました。


 この部屋は、一階に有り、前の住人は、この部屋に引っ越して数年で、ガンを患い亡くなりました。


 一階ですので庭がついていますが、いつも湿気ています。


 直横には、池が有ります。


 このマンションのこの場所は、昔は、水がわいている様な、質の悪い田んぼと観ます。そぐ横が池ですので、この領域の同じ様なものの作用を受けます。


 
この三角形は、蛇の鱗(うろこ)と取ります。色から観ると、かなり程度の悪い念を持った蛇と観ます。それも、沢山います。


 
程度の低い念は、野狐の形を取る事が多いですが、土地に関するものは、蛇(神様の蛇ではありません)の形も取りますが、他にも様々な形を見せます。

(その土地の神様については、「鳴釜神事の実際と考察」、の「地神様(巳神)について」を参考にしてください)

 この不動産会社の方は、この先この部屋に住んで、生活を続けるわけでは有りませんので、この程度ですんでいますが、このマンションを購入して、生活を送る人にとっては、やはり怖いものが有ります。


 この様な例は沢山有りますが、やはり住む前に、それなりの、祓いの儀式が必要になります。


 よく耳にする事ですが、地鎮祭は、何処そこの神社、又祈祷師さんに行ってもらいましたが、その後何かと問題が起こる、という話を聞きます。、それは、その神主さんや祈祷師の資質と、その者に影響を与えている、又は入っている神様の程度(上下)にもよりますし、祈祷を行う者が、その土地、家屋の情報を、どれだけ深く、多く持っているかにより、その祈祷なり、祓いの成敗が決ります。



 
そして上記の様に、沢山のものが作用している様な祓いは、当然、祈祷を行う者、祈祷を行う者に影響を与えている神様の実力が問われます。
龍神の鳴釜神事