そこそこ走れるメンバーだからがんばれば上位も狙えるけど誰もその気なし。今回は寒すぎじゃ〜。
毎年豪華メンバーで優勝、入賞するダックス山本夫妻チームに強力助っ人が！！
なんとあの山口孝徳選手が！すごい！さすが全国区山本夫妻。人脈もすごい。
朝、山本家に行くとホントにいるじゃん山口選手！すっげぇ、マジじゃん！
そんで用意が出来ていざ出発となったらなんと山口選手が俺の車に乗ることに！
うお〜緊張する〜！なにしゃべりゃええんじゃろ。
そんな心配をよそにとっても気さくな山口選手。緊張して口数の少ない我々に
気を使っていろいろ楽しい話をしてくれました。いい人だ。とてもいい人だ！
２時間ほどで会場に到着。会場にはすでに場所が確保されていた。ＶＩＰ待遇だ。
いやわしじゃなくて山口選手が。
前日からの雨でコースはウェットコンディション。ただ昨晩は降らなかったらしい
ので２年前ほどはひどくない感じ。
とりあえず試走の準備をするが、試走から帰ってくる自転車を見るとかなり泥がついてる。
タイヤを雨用に替えるか迷うがチューブレスをはずすのが面倒だったので
そのまま試走に行く事にした。
コースは２年前より変わっていた。前より急勾配の登りが増えたような気がする。
このコンディションでは初心者は全部乗るのは無理だな。
かなり泥はつくけど今回は２年前の教訓を生かしてディスクブレーキなので
泥がつまってタイヤが回らないなんてことはない。
晴れようのシラクチューブレスでも今の状態なら全部乗っていける。
タイヤは晴れようで行く事にした。晴れ間も少し出てきたし。
スタート前、寒さに震えるみっちぃ他スタートランナー
スタートはルマン方式
スタートは予定より１５分遅れの９時１５分にスタート。各ライダーもうダッシュで
自分の自転車の場所まで走ります。
トップはパンブロのみっちぃか？うちのセイゴーちゃんは・・・おいおいソロで５時間
走る人よりも後ろだよ。こりゃ去る気なしか？
１時間経過してトップはアミーゴ倉敷の鉄人高橋さん。デュアスロン日本代表でもある。
その次に鉄人に挑むサイボーグゴツイ。速い確かに速い。ぴったりと鉄人をマーク。
山本チームは本気で優勝狙いじゃないのでわきあいあいムード。
山口選手もシーズンオフなのでまだ本気は出してない模様。
そしてうちは総合１５位。まぁこんなもん？もっといけるやろ？
自分の順番が回って来ていざコースへ。うわっ、しんどい。
仕事が忙しくてぜんぜん自転車に乗ってなかったからきつい。前日の忘年会の
酒が残ってるのかな？なんか頭痛いぞ。
２周まわって交代。行きの車の中からあった頭痛が激しくなってきた。風邪かな。
とりあえずあんまり動き回らんとこ。よそのピットの鍋もつつきたいが我慢や。
しかし今年は寒すぎる。とりあえず暖房用の炭火の前から離れたくない。
雨脚がだんだんきつくなってきた。コースもかなりハードウェット。
さすがに晴れようタイヤではグリップが心細くなってきた。
激坂下りでフロントが滑って転倒。フロントギヤもインナーに落ちん。
途中クランクが回らなくなって何度も降りる羽目になった。
ソロでがんばっていたダックスＦ巻さんは集中が切れてきて危険と判断して
３時間くらいで走るのをやめる。他の有力ライダーもこのコンディションで
走行をやめる人が多い。その隙にしつこくしぶとく走ってたチームは
順位を上げていった。うちも４時間経過時点で総合１０位。
超マッドコンディションは人にもマシンにも厳しい。
あの山口選手にも不幸が・・・
リヤディレーラーがエンドからぽっきりと。
転倒じゃなくて石がかんだようです。
山口選手はその後ポジションの合わない山本パパのマシンで走りましたが
それでもむちゃくちゃ速い！下りのライン取りもすごい！さすがチャンピオン！！
５時間経過感動のゴール？いや寒いから早く終わりたかった。
うちは総合９位、男組７位。まぁこんなもんだな。
山本、山口チームはミックス組の２位入賞。優勝はＪ組で固めた岡大チーム。
おんな組はチームSatoMasaが優勝。おとこ組はどこだっけ？ヒロシゲか。
ひとり組はやっぱり鉄人高橋さん。ゴツイ君は健闘の２位入賞。
２位入賞のダックス山山の山本ファミリー＆山口夫妻
ソロで２位入賞のゴツイ君。がんばりました。
山口選手によるじゃんけん大会。人前でしゃべるのは苦手って言ってたのにどこが？
NewXTRで組んだ山口選手のバイク。市販を検討してるそうです。
フレーム素材はスカンジウム。重量はこの状態で９．７キロ。
今シーズン使ったバイクが１０．４キロだったそうですので
メッチャ軽いですよね。いいバイクは速い人の特権だよね。
賛否両論のNewXTRのＳＴIレバー。山口選手はリリースレバー
をつけてました。ちょっと試乗させていただいて試してみました。
レバーの引きは軽いです。ラピットライズですのでレバーを下に
下げるシフトアップはストロークが多く、指を動かす移動量が多い
です。逆に問題のシフトダウンは少ない動きと力で変速できます。
ただ長時間のライディングでは？です。手の大きな外国人に合わせて
作られてるようなのでレバーが少し遠いです。リリースレバーを
つければ旧ＸＴＲユーザーもそれほど戸惑わない気はしますが
セッティングはしっかりしないとポジションが出ないでしょう。
まぁ今までよりシフトの選択肢が増えると言うメリットは
あると思います。あくまでも駐車場でのちょっとした試乗での
インプレですので参考までに。