2002吉備高原MTBレース

去年は雨の中3位入賞した吉備高原。先日の耐久レースでは悲願の優勝をはたした
縁起のいいコースではたしてどのようなレースが展開されるのか?


今年は去年ノービス(中級)クラスで3位入賞したので入賞したらカテゴリーアップ
というポリシーを貫くため、おそらくは去年よりポテンシャルダウンしてるにもかかわらず
今年はエキスパート(上級)クラスでエントリー。


ゴジャーズからはしまじろうがエキスパート(8周)
やましたくんがノービス(5周)
かくれメンバーのモリッチとしんきんがビギナー(3周)

しまじろうのライバル、パンブロのBRU豆。は卑怯にも優勝狙いでノービスでエントリー。
もう一人のライバル、小学6年生のケースケ君はなんとノービスでエントリー。
やました&BRU豆。は小学生に負けるかもとレース前から戦々恐々。



最初にキッズクラスが行なわれた後いよいよビギナークラス。
この日のためにわざわざ山口から帰郷してきたクロカンレース初参加のしんきん。
しかし自転車だけはエキスパートクラスだ!!(TREK FUEL100)


レース前 余裕があるのも今のうち


ビギナーにはこの激坂?はきついか・・・


おいおい、モリちゃん押してるよ・・・


しんきんいいぞ〜さすがはFuel100!!

結果はしんきん初レースにしては健闘の40人中の12位。
モリッチもそこそこ25位。

続いてはレディース
あいかわらず参加人数は少ないが、出てる人はそれだけですごいと思う。


八幡浜のスポーツで優勝のサトシ岡山女子ではNo2か


八幡浜の練習会で骨折していたちゅんさん でも速い


今年はやや不調な山本ママ それでも勝てない男どもは
たくさんいる。新兵器の03SIDをつけていた。


続いてノービスクラス。
このクラスも強豪ぞろい。
あんたノービスちゃうじゃろって人もちらほら見受けられるけど・・・・
そこまでして優勝にこだわるか。俺もこだわりたいが・・・

今年になって急激に力をつけてるやましたくん。入賞をねらわす為に
BRU豆。君の背後についてひたすらプレッシャーをかけろと指示をだします。

レースはトップがかなり速い。2位、3位もかろうじてついていってるけど
かなりきつそう。
BRU豆。君4位。やましたくん5位で1周目終了。小6ケースケ君は
初めに飛ばしすぎて後続にかわされ後退。まだ学習中だな。
でも抑えて走るよりは正解。後ろのほうで走っても得るものはないからね。
最初のうちは失敗したほうがあとで絶対伸びる。

2周目も上位の順位はこう着状態。ただ間隔は広がってる。
3周目やましたくんがこらえきれず遅れてくる。
6位がすぐ後ろにいるが下りが苦手らしく抜けないようだ。

4周目になって3位と4位BRU豆。君の差が縮まってきた。ここでペースアップ。

5周目でBRU豆。君が4位にポジションアップ。
やましたくんも下りで攻めて後ろとの差を広げて5位をキープしてゴール。
BRU豆。君には負けたけど上位3人はノービスとはいえない実力だから
実質は入賞だな。


BRU豆。君。〇〇な入賞おめでとう!


5位争いを制して満足のやましたくん。入賞争い以外にも
レースにはドラマがあるのだ!!


最後に散々待ちくたびれてエキスパート。
いつも朝早いレースが多いからなんか調子狂うな。

ノービスのレースを最後まで観戦したためアップする時間がちょっとしかなかった。
まぁ参加のメンバー見てたらめちゃハイレベルじゃん!!
こりゃ最下位決定か?!


少数精鋭のエキスパートクラス


スタートは皆けん制しあってスローペース。
しかし本コースに入ったとたんハイペースな展開に。
登りでインをついて何人か抜くが下りで前を行くライダーの動きがあやしい。
いやな予感がしたので少し間を空けて走ってるとやっぱり前のライダーは
転倒した。十分間隔を空けてたので巻き込まれることはなかったが
前とは少し差が開いた。

1周目を終え2周目に入るとアップが足りなかったのと1周目のハイペースが
たたって心肺が苦しいし、足が回らない。
3周目に入ってもペースは上がらずかなりやめたい気分になってきたが
たくさんの応援を受けてなんとか気持ちを保った。

4周目が終わって5周目くらいからやっと調子が出てきた。といっても
速くはないが、足は回ってきた。
頂上でクルーズのちゅんさんからトップと4分半差と教えてもらう。
ちょっとやばい・・いやかなりやばい!!
1周5分ちょっとでトップは周ってくるはず。このままではラップされてしまう。

6周目。競っていた人は引き離したが、後ろからまたチェーンの音が・・・
来た〜!!ゴツイだ!!今年岡山のMTB界で頭角を現してきた
サイボーグのようなやつ。くっ、おととしは俺のほうが速かったのに。
若いっていいな・・・・・・来年はJに出るそうだ。確実に俺の順位は下がるな・・・

そのうち2位のライダーにも抜かれた。元エリートライダーだ。

7周目突入。もうこれ以上抜かれたくない。下りを終え後はつるつるの橋を渡って
少し登ってゴールのはずだった。
しかし一つ目の橋を渡ったとこでこれまたダックスのやまもこ君に抜かれる。
くそっ、練習しとらんようでよう練習しとる。若いっていいな・・・

まぁ若いもんにラップされるのは仕方ないと自分に言い聞かせながら
走ってるとこれまたダックスジャージが・・・同じJ組、同じおっさんのF巻さん
ではないか!これはなんとしても踏ん張らなくては!!

こんかぎりペダルをこぎペースアップ。激坂に差し掛かると前方にやまもこ君の
姿が見え「こりゃまて〜」と追いかける。しかしその後方からさらにハイペースで
F巻さんが迫ってきた。必死の抵抗もむなしくかわされ、やまもこ君とF巻さんの
ゴールスプリントに。


これぞレースの醍醐味か

   
激しい競り合いの末F巻さんがゴール手前でさして気分はチッポリーニだそうだ


その後ろからしまじろうへろへろゴール
結局12位 やっぱエキパはきびしい


ゴール後酸素欠乏症で廃人寸前のしまじろう