日立HS−500スピーカ測定結果


 1968年から10年ほどの間、販売されていた日立最初の本格的オーディオ用スピーカで、オリジナルユニットの20cmのウーファとホーンツィータからなる2Wayブックシェルフタイプです。

仕様
インピーダンス     8Ω
最大入力20W 能率 88dB/W/m
クロス周波数     約3kHz(ツィータ±4dB調整可)
             マルチへ切替も可
エンクロージャ 360Wx610Hx347L 22kg

定価      65000(後85000)円/台

 

 

測定結果

まずはユニットの特性から

左 、ウーファインピダンス特性fo 40Hzバスレフポート fs 35Hz
右  ウーファ周波数歪率特性(100Hz以上) 歪率約0.3%(出力85dB時)

左 ツィータインピーダンス特性
右  ツィータ周波数歪率特性 2次 約0.5% 3次 約0.1%(出力85dB時)


総合周波数特性、インパルス特性

ネットワーク合成特性(一部定数手直しあり、室内1m、低域は室内の影響あり)

高域レベル調整具合(+4,+2,+0,-2,-4dB)

ユニット裸特性(ネットワークを通さない)

Wavelet特性 (ツィータはホーンのため振動板位置が奥まっているので、バッフル面取り付けながらウーファとのアライメントは合っている)


マルチ駆動特性例
 クロス3.5kHz(LR-12dB)EQ補正あり、高域位相逆、50cm