新型 i−Float の作り方
以前作ったのスピーカ用、大型
i-Float は丈夫ですが、コストもかかり軽量なアンプなどの機器には少し大きすぎました。
そこで それに代わる小型の i-Floatを作ってみました。
今回のは左の写真の様にコの字型のアルミ引き出し材を用いて組み立てたものです。
用意する材料は
1.26x25mm コの字型アルミ引き抜き材(厚み1.5mm)約600円/m
2.スチールワイヤ 細めのもの(約200円/m)
3.1.25-3の圧着端子
4.M3x5mmねじ、スプリングワッシャ
6.輪ゴム
予備加工
コの字型引き抜き材を16mmに切り出しますが、その前にに下記の様な4つの穴を開けます。
穴径はA、Cは2.5mm、Bは3mmです。
Aはその後M3のタップを立てますので、必ず穴径は2.5mmにしてください。
組み立て
1.ワイヤーの予備圧着
まずワイヤーの一端に圧力端子を圧着します。できればワイヤは圧着端子に2重に巻いた方が抜け難くなるでしょう。
そしてしっかりとカシメます。
2. 本体組み立て
2個の引き抜き材にのCの穴にワイヤを通し下記の様な形状で仮組みします。
Aのタップに予備組みの圧着端子をネジ止めし、もう一方のAに新しい圧着端子をネジ止めしてCを通したワイヤを巻きつけます。
写真では少し上下の間隔が狭いですから、もう少し広げた状態で、ワイヤをカシメる位置にマーキングをします。
カシメていない方のネジを外し、マーキングの位置でカシメます。ここはやり直しが効かないので注意して組んでください。
組みあがったら輪ゴムをB1の穴に通し、反対側のB2に出します。途中でワイヤを1ターンして通します。
こうするアルミ材が倒れずに設置の時、楽になります。
以上です。使用は3個の方がガタが無く安定すると思います。重量物でしたら4個入れた方がよいかもしれません。
設置後軽く揺らして上下2個の水平隙間を微調整してください。