概略構成図
コントロールコンピュータ<−−リバースLANケーブル−−>リモートコンピュータ−−>オーディオインターフェース
↑ ↑ ↓S/PDIF
ディスプレイ、キーボード、マウス HDD(外部メモリー) DAC
オーディオ用PCではリモートデスクトップはキーボードやマウス、ディスプレを接続しないのでメインボードの負荷を減らしノイズ低減による音質的効果が見込めると考えられます。更にノートパソコンが余っていれば本体のディスプレイ(キーボード)代わりにもなります。
しかし、ネットワーク接続をきちんとしないと接続そのものがうまく行きませんでした。最初はただ繋いだだけなので、時々は繋がるのですが常時うまく接続しなかったのです。
そこで原点に返りネットワークの設定条件を下記のようにきちんと追い込むことにより、安定したリモートデスクトップ動作ができるようなりました。後で忘れないようにここにメモを残しておきます。
コントロール側の設定
「WIN XPの場合」
1.リモートデスクトップ接続アプリのオプション設定
全般
コンピュータ(C) リモート側コンピュータ名
ユーザ名 (U) リモート側の登録済みユーザ名
パスワード (P) ユーザ登録のパスワードを入れておくと自動ログインする
(パスワードを保存する をチェック)
ただし、接続ソフトのバージョンが5.1の場合のみ
ドメイン(D) リモート側コンピュータ名
ただし、接続ソフトのバージョンが5.1の場合のみ
ローカルリソース
サウンド リモートコンピュータで再生するを選択
ローカルデバイス チェックを入れない
エクスペリエンス
LAN(10Mbps以上)を選択
下段の項目へチェックを入れない
2.ネットワーク設定
ファイルエクスプローラからマイネットワークのプロパティを開く
ネットワーク接続>ローカルエリア接続のプロパティ>詳細設定
Windowsファイアーウォールの設定ボタンを押し
インターネットプロトコルをチェック>プロバティ
インターネットにつながっている場合>IPアドレスを自動的に取得する
インターネットにつながっていない場合>次のIPアドレスを使う(以下)
IPアドレス 192.168.1.xx(xxはリモート側とは異なる)
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1.
優先DNSサーバ 192.168.1.1
以下必要ないかもしれない
例外タブ>リモートデスクトップにチェック
リモート側の設定
「WIN 7の場合」
1.ユーザパスワード設定
コントロールパネル>ユーザーアカウントの追加または削除
ユーザをクリック>パスワードの変更からパスワードを変更する
2.リモートの設定
コントロールパネル>システム>リモートアクセスの許可>リモートデスクトップ
リモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する をクリック
(コントロール側もWIN7だとその下のセキュリティ度の高い方も使えるらしい)
3.ファイアーウォールの設定
コントロールパネル>Windowsファイアーウォール>Windowsファイアーウォールによるプログラムの許可
設定の変更ボタンを押し>リモートデスクトップ(ホーム・パブリックとも)チェックを入れ>OKボタンを押す
4.ネットワーク設定
コントロールパネル>ネットワークとインターネット>ネットワークの状態とタスク表示
左欄のアダプター設定の変更>ローカルエリア接続を右クリック>プロバティをクリック
インターネットプロトコルバージョン4をクリック>プロバティボタンを押す
インターネットにつながっている場合>IPアドレスを自動的に取得する
インターネットにつながっていない場合>次のIPアドレスを使う(以下)
IPアドレス 192.168.1.xx(xxはコントロール側とは異なる)
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.1.1.
優先DNSサーバ 192.168.1.1