第四章 さまざまな講


道祖神を見て回るうちに、周囲の石造物にも目がとまるでしょう。長野県では、特に「道祖神・二十三夜・庚申」の3つがセットになって祀(まつ)られている光景を、よく見かけます。


塩尻市。道祖神・二十三夜・庚申。

庚申や二十三夜は、「講(こう)」という集団が建てたものです。かつてどういう講があったのか、どんな集まりだったのかを知ることで、往時の人々の暮らしを垣間見ることができるでしょう。

この章では、いったん道祖神を離れて、講にかかわる石碑を見てゆきたいと思います。