第5番 


A B A' の三部形式です。ただし再現部に戻る前に、準備のような部分が挿入されています。本書では、そのような部分を「再現準備」と呼びたいと思います。全曲を通して、流麗な三連符による分散伴奏です。


中間部です。転調が何度かおこなわれています。


ここから再現準備です。中間部でいろいろ転調で飛び回ったあと、そろそろ帰りのしたくをしよう、という部分だと思って下さい。属調の保続音が現れて、再現部へつながってゆきます。


再現部です。