The song of Sin
砂にしずむ廃墟の午後の熱もなく沈まない陽が藤色を帯び
いらくさ とげ まと ふるえ
蕁麻のさみどりの棘身に纏うあなたの肌のふかき震戦は
白い壁清潔な部屋匂い無ききみのからだに裂けてゆく紅蓮
ひまわりの首傾きて枯れゆくをきみの汗が冷える夏を断たれて
もだ
永遠に重ねゆく日々藻掻きつつ遠ざかるままやがて黙しぬ
覚醒に裂かれしままに時移らずきみという死者をみちに追いしも
夢にみつあの夏真昼もろともに堕ちゆく水の翠は深き
崩れゆく漿液の朱あえかにも腕にいだける肉の重たさ
かのひとのかわく唇につぶやきぬ 罪 のなくして救いなきこと
みあげればいつしか雨のゆきすぎてその夕暮れの空の極みを
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In-the-Attic