短歌-2     爆走する最前衛短歌結社「月光」


糸田ともよさんの歌集「水の列車」 洋々社 刊 より 


「喩」の呪縛を超え、疾駆する魂 同時代をも、あきらかに超えているようです.

作品の一部をご紹介します

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                     この写真も糸田さんによるものです。




立棺のエレベーターに眼を閉じて花茎をのぼる雨水のこころ


言葉だけが先に起きだし私を裏切っていく 空いっぱいの冬の蝶


ベッドから垂らす手首は水の輪に吸われガラスの魚群あつまる


水銀柱 無数に昇る夜の縁に靴をそろえて濤音を聴く


「みず」と呼べば水黙りこむ一瞬をはにかむようにすりぬける夏




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