ファミコンジャンプ
英雄列伝
ゲーム内容 ・・・・・・ 51点
ラオウには抜作 ・・・・・・ +23点
総合獲得点数 ・・・・・・ 74点

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ピコピコ・・・ボカーン・・・
(おっ、やっぱり今日もゲームやってるみたい)
こんにちわ〜、ハミコン伯爵〜。
おひさしぶりです〜。
くおっ・・・むむむむ・・・えいっえいっ。
・・・は〜く〜しゃ〜く〜〜?
伯爵ってばぁ〜。
・・・ダメだ、いい年してゲームに熱中しすぎてるよ。
お、やった・・・勝った・・・勝ったぞー!
ついにピッコロ大魔王を倒したんじゃー!
・・・うくく、何度やられてパスワードを入力したことか・・・。
伯爵ってば――!!
ドキーッ!!
なんじゃ!ゲロ左衛門くんかっ!
喪黒福蔵かと思うたわいっ!
そりゃちょっとだけ似てますけど!
それよりこれって、ファミコンジャンプですよね。
その喜びようからすると、
ピッコロ大魔王がラスボスだったんですね。
よかったですねー。
『ど〜〜〜〜〜〜〜ん!』
うわー!
って、喪黒福蔵はいいですから!
ぎゃははは。
いやいや、ゲロッティーナ君が勘違いしておるようじゃから、ついな。
実は、ファミコンジャンプはここからが本番なのじゃよ。
今まで費やしてきた10時間は単なるプロローグに過ぎん!
へっ!?
どーゆうことなんですか?
ぎゃはは!
百聞は一見に如かずじゃ!
これを見てみぃ!

あれーーー!?
たしかファミコンジャンプってチマチマした
アクションゲームじゃなかったでしたっけ?
ものすごいRPGっぽいですよー、これ。
よーわからんが、ピッコロ大魔王を倒した後に
黒幕の13人衆が出てくるんじゃよ。
このコマンド戦が熱くてのぉ〜。
敵とこちらのヒーローとの相性を考えながら
勝ち抜いていくんじゃっ!
「じゃき」って、「魁!男塾」の大豪院邪鬼ですよね。
まさにドリームマッチですよっ。
ふんっ。
誰が来ようと、ワシの悟空の敵ではないわい!!
→ 
おおー、いい感じで勝ち上がりましたよ〜。
次の相手は「Dr.スランプ」のマシリト博士ですねー。
ほんとバラエティに富んでてワクワクしますねっ。
ふんふんっ。
あっ!伯爵!
また悟空を出しちゃうんですか!?
ワシの悟空は死なないように出来ておる!!
そんな〜〜〜〜〜!
無茶ですってば〜〜〜〜!
→ 
あっ!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・ポチ。
ああーーーっ!
リセットボタン押さないでくださいよ、伯爵〜〜〜〜〜!
おしまい。
いちおう補足。
『ラオウには抜作。邪鬼には悟空。マシリトにはセイヤ。』
という、知る人ぞ知るテレビCMで有名なファミコンジャンプ。
発売は1989年。
物語は夜遅くまでジャンプを読みふけっていた少年
(デフォルトでは「はしもと」君、・・・だれ?)が、
突如、本の中に吸い込まれてしまうところから始まります。
プレイヤーに課せられた使命は、
各地に散っている「ゆうしゃ」達と力を合わせて
ジャンプ世界を支配せんとするピッコロ大魔王を倒すこと。
基本的には、ザコとのアクションバトルが中心ですが、
随所に盛り込まれたミニゲームが秀逸で、プレイヤーを飽きさせません。
その中でも特筆すべきなのはやはり、ラストのコマンドバトル。
最後の最後に、各漫画のボスがずらり。
それを迎え撃つヒーロー達。
このシチュエーションにジャンプ少年達が熱くならないワケがありませんでした!
ここではボスと戦うヒーローの相性が勝利の鍵になるのですが、
それが
『ラオウには抜作。邪鬼には悟空。マシリトにはセイヤ。』
の、意味するところだったのです。
が、実際は『ラオウには 山田たろー』が正解。
バンバン硬球をぶつけてやりましょう。
ぼやき。
最近、スマッシュブラザーズ風な格闘ゲーム
『ジャンプスーパースターズ』が発売されましたけど、
「オラvs オラオラオラオラ」にピーンと来る少年はいるのでしょうか。
2005年8月19日
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