カイの冒険
ゲーム内容 ・・・・・・ 70点
ゲームバランス ・・・・・・ + 9点
総合獲得点数 ・・・・・・ 79点
こんにちわ〜、お邪魔しま〜す。
頼まれてたファミコンソフト持ってきましたよ〜。
伯爵〜?
どこにいるんですか〜?
ピコピコ・・・ピコピコ・・・。
あっ。
ここにいたんですね〜?
しかも、またファミコンやってる。
これは・・・「カイの冒険」ですね?
ば、ばかっ!
しーーーーっ!
静かにしないと、お母さんにバレてしまうじゃろっ。
いい大人が何言ってるんですかっ。
とっくに定年すぎてるでしょう、伯爵はっ。
ぎゃはは。
そうじゃったな。
まー、こっちゃ来い、こっちゃ来い。
ぶん殴ってやる。
なんですか、嫌ですよっ!
やめてくださいよっ。
ぎゃははは。
8割がた本気のジョークって奴じゃよ。
ほいでまぁ、「ダイの大冒険」の話なんじゃがな。
「カイの冒険」ですよね。
・・・あっさり返しおって・・・。
しかしだな、ゲロブチ君。
あながち共通点が無いというワケでもないんじゃぞ?
へ?
「カイの冒険」と「ダイの大冒険」にですか?
そうじゃ。
ほれ、これを見てみぃ。

あっ!
ドラゴンクエスト ホイミスライムって書いてありますね!
ぎゃはは。
そうじゃろう、そうじゃろう。
ついでに、これも見てみぃ。

うわ〜、なんだか情けない顔したホイミスライムですね〜。
しかも、髪の毛生えちゃってますよ。
へ〜、60階を越えるとこんな敵キャラがいたんですね〜、へ〜。
まぁ、こいつが延々と追っかけてくるもんで
なかなかトイレに行くタイミングがつかめなくてのぉ。
ほれ、替われ、ゲロブチ君。
ぼくはゲム太ですってばっ。
わわっ、ちょっとっ。
ポーズかければいいじゃないですか〜、伯爵ぅ〜。
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20分後
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ふぃ〜、出た出た。
世界選手権に出れるほど、出た出た。
さ〜て、ゲロバヤシ君はどこまで進んだのかのぉ?

って、クリアーしとるじゃないかっ!
おしまい。
いちおう、補足。
1988年にナムコより発売。
製作者は「ゼビウス」「ドルアーガの塔」などで、
すでに一世を風靡していた遠藤雅伸さん。
基本的に、ジャンプアクションひとつで
敵の攻撃網を潜り抜けるシステムになっています。
ステージは60階でひとつの区切りとなっており、
ようやくたどり着いても
主人公のカイはドルアーガに石にされてしまいます。
そう。バッドエンディングです。
そして、物語は「ドルアーガの塔」へと続いていきます。
しかし、このままでは終わらず、
61階から先の100階まではスペシャルステージと称して、
難度S級のゲキムズステージが待ち構えています。
そこでの敵キャラはギャラクシアンだったり、
マッピーに登場する、ニャームコだったりと
遊び心が溢れています。
おかげで、何度でもニッコリと激突死できるわけです。
額に青筋もんの、ニッコリです。
ちなみに。
ダイの大冒険は、少年ジャンプに連載されていた漫画です。
堀井雄二さん監修で、別世界のドラゴンクエストが描かれていました。
2004年11月12日
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