治癒
治癒とは組織が臨床的に健康を回復した状態
めやす
@ 歯肉の炎症は無い
A 歯周ポケットは3mm以下 (BOPは0)
B 歯の動揺度は生理的範囲
病状安定
歯周組織の多くの部分は健康を回復したが、一部分に病変の進行が停止し症状が安定しているとみなされる深い歯周ポケットや根分岐部病変の残存や、歯の病的動揺が認められる状況
めやす
@ 一部分に深い歯周ポケットが残存
A 根分岐部病変の残存
B 歯の痛的動揺
C 全身疾患や高齢など患者の状態により外科的手術が行えない場合
D わずかなプラークコントロールの低下でも再発しやすいと判定される場合
E ブラキシズムや、舌習癖が強い場合
F 高度な骨吸収のため咬合性外傷が生じやすい場合
G 糖尿病など全身性の修飾因子がある場合
術前では、歯槽骨の吸収が高度にみられます。 | 術後、十分な骨の回復がみられます。 |
残念ながら、現在ではまだ全ての患者さんに均等な結果が得られるものではありません。 また、この治療成果は、定期的な来院、家庭での適切なブラッシングによるものが実を結んでいます。 患者さんの絶え間ない努力があってこそ得られたものです。 |
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手術後、6年経過しても後戻りありません。 |