『余計』19990601.発表
「お世話」19981010.
そんなことは望んでねぇ。
「黙ってられねえ。」19971119.
いらぬ一言、言ってしまう。
ホントとわかると黙ってられねぇ。
なぜかと思うと黙ってられねぇ。
こうだと決めると黙ってられねぇ。

いらぬ一言、言っちまう。

「食べ放題」19971108.
手軽な楽しさ食い尽くし、
次の楽しさ、もう終わり。
やるべきことをやらぬから、
ほんとの楽しさみえやしない。
「嘘くせぇ。」19980301.
疲れた、なんて嘘くせぇ。
忙しい、なんて嘘くせぇ。
腹の底から湧くことなんか。
てめえの底を見たあとか。
てめえのすべてを使ったあとに、
そんな言葉は言ってくれ。
「気づかないなら別にいいけどね。」
           19980524.
「ひまだなぁ」、なんて言いながら、
のんべんだらりと過ごしてく。
貴重な時間をつぶしてく。
可能性をつぶしてく。
あぁもったいない、もったいない。
「余計」19971123.
自分のことしか考えない。
自分のことしかかまえない。
他人のことなど気にしてらるか。

  そうはいっても考えちまう。
  そうはいってもかまっちまう。
「減気」19971003.
気づかい、気くばり、気がつきすぎて、
しまいにゃとうとう気疲れる。
あなたの「元気」は減るばかり。
なにげに「減気」でやってしまう。
気づけて相手は気づいてくれぬ。
くだらぬ相手にゃ気づかい無用。
ほんとの相手も気づかい無用。
も少しあなたを大事にしようよ。
安らぐ相手をさがしてさ、
なにげに「元気」でやってきな。
「ながら」19971124.
ここは怒っていいところ?
ここは泣いていいところ?

考えながらの感情は
ほんとの心をまぎらわす。
できるならば、そのまんま、
心に素直がいいのにな。
「みえないね。」19971124.
みえないね。
心のうごきがみえないね。
今はどうしているのかね。
何もしてないのかな。
何か考えているのかな。
なんにもみえないね。
どうなってんのかな。
はなれていればなおさらに、
わからない。
考えるほどにどうしようもない。
だって
どうして
みえないね。
自分を傷つけることの心理。19980405.
「だけ。」19971214.
波がある。
あの頃が良かった、というとき。
今が一番良い、というとき。
どちらの波に乗るのがよかったのか。
あの頃選んだ、
今の波には長く乗り続けている。
でも
気が抜けぬ。
常に集中してなくてはならない。
常に全力でなくてはならない。

余計なものは波に流されていく。

気づけば、
とんがった波の上に、
危ういばかりに乗っかった
俺がいる、
だけ。
「タイミング」19971114.
コレモ自分ノウチカ。
コレヲツカムツノカ。
自分デハ
ドウシヨウモないンジャナイカ。
嫌ナ言葉。
「そこ」19971101.
すべてがそこにとどまっている。
それほどのこと。
なのにそれがほんとかわからない。
なのにそれがすべてになる。
なにをやってもそこに還る。
忘れたつもりでも、心にある。
成長のためのものか?
成長をさまたげるものか?
「開き直れれば、」19980101.
もういいだろ。
放っといてくれ。
俺じゃなくていいんだろ。
中途半端に相手にするなよ。
もう、放っておいてくれ。

(余計につらいぜ)19981223.

「愛情余計」19981106.
同情に惑い、
肉欲に誘われ、
寂しさに負け、
好意に呼応する。

先だてば、愛情を妖かす。
この冊子はTAKE展『余計→俺様に。』で
冊子14『俺様に。』と同時に発表しました。
余計なモノの上に成立っているのが人間なのでしょうね、きっと。
ゆえに成長できるんでしょう。
俺もだいぶ成長したかな!?
20020113.TAKE