『俺様に。」19990601.発表
「俺様(おれよう)に。」19980113.
嫌だから、
俺にそぐわぬから、
くだらないから、
嘘くさいから、
上べだけだから、
ボケてるから、
俺の舞台で叫ぶだけ。
「邪魔者」19980125.
きっと終わりは
意外に早くくるんでしょう。
先の心配というものを
してはいませんから。
今の生き方で
一生の連れ添い人が
できるとも思いませんから。
本とは、
一番求めているものなのでしょけど
一番の邪魔をするのが
俺だから性質(たち)が悪い。
俺は俺に負けるとも思いませんが、
勝つことは一生ありえないでしょう。
だから
生きてるんでしょう。
物事をつきつめれば
何もかもわかりはしませんから、
そこに向ってだけ生きてゆけば、
きっと終わりは
意外に早くくるんでしょう。

でも、邪魔者をのさばらす気もないんですけどね。
「頼りすぎたるは云々。」19971214.
言葉に頼りすぎてんだ。
言葉なんてきっかけにすぎない。
もっとみえないものを感じねぇと。
存在の有無さえわからねぇ心を
信じねぇと。
感じねぇと。
「俺様と世間様」19971206.
自分に素直にやるということで
その心を悩ますことがあるということは、
世間様のおっしゃることの方が
正しいのでは、という思いが
少なからずあるということか。
自分に素直にやりつつも
自分を信じきれないということか。
「視野」19971206.
視野を広げるのはむずかしいことだ。
自分一人で広がったなんて思ってても
他人の刺激一つでその狭さに気づく。
人と出会い、その人に視野をわけてもらおう。
拒否もなくうのみもなく、
それを自分の視野でみてみよう。
「でも、」19980103.
本とは言葉なんて書きたくねぇんだ。
(いいことねぇし)
でも、
止まらない。
言葉がでてくる。
はきださずにおれない。
周りのどんなことから逃げようとも、
自分からは逃げられない。
逃げない。
やってやるぜ、とホザいたならば、
やってやらにゃぁ男がすたる。
ホザきとなんか言わせやしねぇ。
ホザいた分だけやってやらぁ。

19971213.

「どうでもいいことなんてない。」
          19980125.
どうでもいいことなんてないんだ、って
言いたいけど、
増えすぎた物事にすべて関わっちまうなら、
すべて本気でやれるわけねぇ。
てめえの力で持て余しちまうことは
てめえにとっちゃどうでもいいことさ。
関われる物事なんて限られる。
関われる物事はどうでもよくない。
そんな範囲で言っとくよ,

どうでもいいことなんてないんだ。
「自問自」19971213.
「頼む。
 寝かせてくれ。
 もう頭がまわらねぇ。
 もう体は寝ちまってる。
 今日の分は明日やるから。
 どうにもこうにも眠いんだ。
 頼むから寝かせてくれ。」

「・・・。」
「愚かならず者」19971210.
心の傷を自分で癒す術は知らない。
忘れるという行為にのみ頼るばかり。
忘れるということは
思い出すということがあり、
一生忘れていられたら
どんなにいいか。
でも
どんなに愚かか。
「俺然(おれぜん)」19971212.
いつ何時でも、
何があろうと、
何のためかと考えたらば、
立ちあがること当然。
歩くこと悠然。
うっつぷしてなんていらんねぇ。
生きること俺然。
「心、狭くも。」19971211.
自分を認めようとしてくれぬ者を
認めようと努力しても、
それはなかなかにできることではない。
それをできるほど単純にもなりたく
ない。
邪推する奴なんてほっとくぜ。

邪推の中に生きつづけろよ。

19971218.

「ヤダ。」19971214.
堅くるしいことなんてヤダ。
形式ばったことなんてヤダ。
ただそれに順応できないだけだけど、
ザックバランがいい!
ガキだと言われちゃおしまいだけど、
ガキのまんまでいい。
甘えてるなんて言われるかもしれないけど、
甘えてなんかいない。
社交辞令で心がみえないなんてヤダ。
慣れあいのくだらない言葉がヤダ。
いっぱい人がいるのに、
一人ぽっちなんて
ヤダ。
「甘えてる。」19980113.
自分には決して甘えず
世の中に甘えてる。
今のこの国に、
今のこの時に、
今のこの平和に、
甘えている。
「嘘つき」19980125.
俺は嘘つきです。
どこかに嘘をもっているんです。
何かに嘘をついてるんです。
言ってることにでしょうか。
行動にでしょうか。
めざしてるとこにでしょうか。
求めてるモノにでしょうか。
もしかすると
存在にでしょうか。
時間にでしょうか。
以上すべてが嘘かもしれません。
でも俺は生きているんです。
活かそうとしてるんです。

これは嘘ではありません。
冊子13『余計』と同じ発表。
「余計」を振り払い、自分の仕様でという感じの意味ですかね、「俺様に」。
無能者の最後の砦、と心得たり。
やりたいこをやりたいように!
                           
20020113.TAKE