『そしてまた、心日和。』19991124.発表
「何がどうなっているのかわからねえ。」
「伝えてください。」19980706.
俺のことがウザったくなったら
まず、自分の心を(うち)を顧みてください。
そして、それから、俺の何がウザいのか考えてください。
そこに伝えるべきものがあるはずです。
俺のためにも伝えてください。
自分のためにも伝えてください。
「我が儘」19980615.
すべての出会いに無駄はなかった。
あるべくしておとずれる出会い。
すべての出会いに心をもらった。
喜び、泣き、怒り、心になった。
すべての出会いで俺になった。

すべての出会いを我が儘にした。
「このまま、ここで。」19980621.
このまま、
このまま、
このまま居たい。
ここに居たい。


ここで痛い。
「駄駄」19980617.
そんな言葉は受け入れない。
俺の可能性を制限するような、
そんな言葉に耳を貸さない。
あなたが俺のすべてを知っているのなら、まだ許そうが、
そうでないのなら、
やってみなけりゃわかるまい。
やってみなけりゃしれるまい。
だから、
そんな言葉に聞いてられない。
「(無題)」19980618.
傷つくことが嫌ならば、
自分への過大な期待はやめにしとこう。
傷つくことが駄目ならば、
自分のはばたく視野を小さめにしとこう。
傷つくことを避くならば、
自分への心の儘を控えめにしとこう。
傷つけるのが嫌ならば、
孤独にいようと黙っていよう。
「お手前」19980803.
何かとてめえに理由をつけて、
安心するようもってゆく。
居ごこちのいい逃げ場をつくり、
なんとか事をやり過ごす。
うまいぐあいにつらくなる前。
甘いぐあいが朝めし前。
「触れずとも えぐっても 結局同じ。」
「戻れる。」19980609.
正しくありたい、
立派でありたい、
なんて思っているうちに、
思っているだけで、
いつのまにか
腐りきってしまった。
もう戻れないのか。
「機会」19980616.
いつでもいい。
機会をみつけたら、
ここだという機会をみつけたら、
つかむがいい。
やるがいい。
制限なんていらない。
そんなもの。
いつでもいい。
「在るために。」19980619.
開き直るわけじゃないけど、
忘れるわけじゃないけど、
とことんやったから、
立ち止まっていたくないから、
気をとりなおそう。
前に歩こう。
「めぐりて自分。 いつでも自分。」
「輝く!」19980615.
俺の心でくすぶる野心。
片っぱしからかたずけてやる。
どんなにゆっくりだろうとも、
ひとつひとつをかたずけてやる。
俺のすべてでそこに傾け、
俺のすべてでかたずけてやる。

このぐらいの日々を重ねて、
くすぶる野心がみるものは・・・
「そして、心日和。」19980619.
寂しさばかり。
虚しさばかり。
ただそこばかり
みちゃうだけ。
見ている向きが、
そっちなだけ。

くるりとまわって、軽くふみだそ。
「それなりに。」19980617.
何がどうなっているのか、
ほんとのとこがわからない。
わからなくてもどうでもいいか。
考えたってどうでいいか。

だからといって放っておくな。
だからといって捨ておくな。

わからないなり考えようや。
考えるなり受けとめようや。
受けとめるなり感じようや。
感じるなりどうにかしようや。

何がどうなっているのか、
なんてわからなくていい。
そのまんまで生きてやろうや。
「晴れなれなれ!」19980624.
がんばったんだ、
やれたんだ、
そんな心よ、
晴ればれなれ!
冊子4『心日和。』のような冊子を今一度、の気持ちで製作した、この冊子。
気づいた人もいるだろうが、
いかんせん、この頃には、
「語り」を書いた日付けと「発表」の日付けに、一年以上の開きが出てき始めている。
ということで、『心日和2』ではなく、『そしてまた、心日和。』。
結果的にテイストこそ違うモノになりながら、
心日和になった。
                                20020117.TAKE