『ホロニガ』20011124.発表
「苦いトコロ」20010501.
見えない想いは伝えぬままに、
わからぬ想いは伝わらぬまま。

流され、薄れて、苦さを忘れ、
カラの甘さで進んでみても、
見えない想いは見えないままに、
わからぬ想いはわかられぬまま。

苦いトコロを忘れちゃならぬ。
「否や」20010501.
真に迫らぬその言葉。
ツンツントンガリは折れまくり。
磨かぬくせに、丸めこみ。
いつ現(で)るだろう。
いつ現(で)るだろう。
危うい思案も何処へゆく。
まかり違わぬツンツルリン。
「如何(いか)を」20010303.
何も伝えぬ人間と、
向かいて、立ちて、
如何をしようか。
立ちて、立ちて、
ただ、立ちて、
流れる時間に
如何を汲もうか。
歩く道に留まるか。
歩く道にひきづるか。
「ホロニガ」20010227.
流れる時間が、
必要であることも
あるのでしょうか。
「失くしたもの」20010412.
失くしたものが見つからないから、
失くしたものにコダワリすぎる。
失くしたものは見ようとしたから、
失くしたようにみえるのです。

あまりに大きく、近すぎて、
失くしてないのに、失くしたと、
感じる前に見ようとしたから、
失くしたようにみえるのです。

気付いたトキにはなくしてるかも。
失くしたトキに気付くかも。
どちらにしても、まだあるのです。
あなたが要るなら、まだあるのです。

失くしたものにコダワリすぎず、
失くしたものを感じられれば、
あなたあそこに居る限り、
失くしたものは、まだあるのです。
「舌打ち」20010605.
いっぱいな痛みに
真っ向からぶつかり、
跳ねのけてみたが、
どうも勝った気にはなれない。
明らかに負けはしなかったのに。
いっぱいな痛みから、
そのまま、
トンズラしてやろうとも思ったが、
そうはいかないらしい。
勝ち逃げはきかない。
自分には。
「詰めましょう」20010502.
たたかいましょう、そうしましょう。
気を付け、なんにつけ、まっすぐに。

呆うけるコトもままにある。
しくじるコトもままにある。

掴めそうなキョリだとて、
悠か雲のキョリだとて、
一筋縄のミチノリなどない。

一本道では詰まるまい。

いっぱい、いっぱい、ぱんぱんで、
たたかいましょう、そうしましょう。
気を付け、『?』詰め、まっすぐに。
「空(あき)」20010331.
まだまだ詰まる。
空きがある。
僕らにはまだ、
『空』
(あき)

ある。
「振動(こころ)」20010514.
完全防音の部屋。
音のないトコロ。
外の音は何も伝わらない。
あなただけがそこにある。
あなたの音だけ、そこにある。

壁に体を委ねて下さい。
伝わるものがそこにある。
壁を叩く誰かがいる。
音のないトコロ。
振動を伝える誰かがいる。

あなたは壁を叩くだろうか。
「心木(しんぎ)」20010403.
あの日流した涙は何だ?
すべて物事の中心となって、活動を支持するもの
『ホロニガ』のタイトルロゴは「してやったり」なものができた。
初心にかえって構成はかなりシンプル。
どう?
                       20020119.TAKE