『くっ駄らねぇ。』19970923.発表
「違います。」
「辛イコトナドイラネェヤ。
 楽シイコトダケ選ンデ生キル。
 先ノコトナド心配シネェ。
 今ガヨケレバソレデイイ。
 ナントカナルダロ人生ナンテ。
 ドセミンナ死ンジマウ。
 楽シマナケリャ損シチマウ。」

「違います。」

「あえて」
きかなかったことにしよう。
あえてだまされよう。
それを言葉としてきかなければ、
それで心が活きるなら、
きかなかったことにしよう。
あえてだまされよう。
「偽りの心」
偽りの心が育てあげた表情。
それは”らしさ”を奪い、
ホントを隠し、
他人を拒み、
何も伝わらない。
何も伝えない。
「そこまで」
おぃおぃおぃ。
そこまでゆーか。君は何もの?
そこまでゆわれてやってらるか?
君のことをあげた棚、
ぶっこわしてあげようか。
エライコッチャがおちてくるぞ。
”そこまで”以上がおちてくる。
おぃおぃおぃ。
「くそヤロー」
いい人ぶってるくそヤロー。
その行為は本心か。
ほんとにそこに心はあるのか。
計算してる行為じゃねーのか。
自然にしてる行為じゃねーのか。
いい人ぶってるだけじゃねーのか。

   他人を信じぬくそヤローより。
「せいせいしてぇ。」
体制は劣勢姿勢。
規制習性、後世に毒性。
個性が犠牲で誰のせい?
中性人間、精製中。
惰性人生、それでも理性。
安静してれば、小せぇ存在。
救世するのは憂世するもの。
どうせ奇声に終わるでしょうけど。
「勝手に感謝」
ありがとう。
どいつもこいつもありがとう。
みんなが僕を育ててくれる。
あれやこれやで育ててくれる。
どんなささいな出来事ででも、
僕の心をくすぐってくる。
無神経にもありがとう。
そんなところに
勝手に感謝。
「後悔馬鹿」
後悔するのは馬鹿らしい。
しそうな物事わかってるはず。
後悔せぬよう物事えらべ。
つらき道でも
後悔の道にくらべれば畏れるなかれ。
後悔するのは馬鹿らしい。
「不恐幸」
幸せを恐れるな。
逃すかとばかり不安であれば、
それほどに逃しやすくなるばかり。
幸せをうけとめろ。
しっかりと感じゆけば、
おのずと育まれるだろう。
「ここ一番の」

ここ一番のやる気をもて。
ここ一番の勢いつかめ。
ここでやらなきゃどこでやる?
惰性でながしちゃ”ここ”をつかめぬ。
2度とはないかも”ここ”をのがすな。
ここでやらなきゃあんたがすたる。
やっときゃ結果は二の次よ。
ここでやるのが大事なことよ。
とにかくやっときゃいいってことよ。
ここ一番のあんたをつくれ。
寸分たりとも偽らぬ。
寸分たりとも狂わせぬ。
寸分たりとも違わぬ自分。
寸分たりとも自分は自分。
「とべるかも」
のるかそるかをなやむなら、
のってそのままとんでゆけ。
でっかくたかくとべるかも。
のってしぼんでだめならば、
心のままにそれゆくだろう。
「くッ駄らねぇ。」
あぁ、
くだらねぇ、くだらねぇ。
腐った世の中くだらねぇ。
腐った自分がくだらねぇ。
嘆いてばかりじゃくだらねぇ。
もうこれ以下には堕らねぇ。
叫んでやろうぞ、
くっ駄らねぇ。
「とべるかも」実践中(笑)
この冊子のイラストは「しんぱ」ではありません。
「心類(こころたぐい)」と称した、
ちょいとグロテスクなキャラです。
こいつらの方が言葉を吐き出しやすかった思い出があるなぁ。

                    20020111.TAKE