『すたれぬ。』19971115.発表
廃れていいのか?
「地道な努力」
やってられねぇ、くだらぬ仕事(こと)は。
それでもやらなきゃ生活できねぇ。
やってられねぇ、この矛盾。
はやく抜けてぇ、この生活。

地道な努力がものをいう。
「我事を尽くす。」
あれがよければこれがだめ。
これがよければあれがだめ。
うまくいかないそんなこと。
あれもこれもよければと、
うまくやりたいあんなこと。
そこをめざしてがんばりたい。
できる限りは尽くしたい。
「今」
今を流せば、先も流れる。
今を逃がせば、先をも逃がす。
今やめれば、先はない。
今さえやれば、先もある。
「やる。」
好きでけっこう。
好きがけっこう。
他人の評価は二の次さ。
自己満足で大いにけっこう。
とらわることなどなにもない。
好きなことならやりたいようさ。
冗談じゃねぇ、冗談ばかり。
本当じゃねぇ、偽りばかり。
そんなんじゃなねぇ、俺たちは。
やってられねぇ、そんな世は。
「お邪魔します。」
お邪魔になるのはわかっていても、
そこは譲れぬ、俺が在(で)る。
なんせ俺がやりたいものでね。
お邪魔になろうと口をだす。
手をだす、顔だす、身を乗りだす。
惰性でやるならあんたがお邪魔。
ここは俺にまかせて寝てろ。
なんせ俺がやりたいものでね。
お邪魔せぬよう、お邪魔します。
お邪魔といわせず、お邪魔します。
「こんなにも」
’俺はこんなにもなってんだ’
’そんな自分を誰かにみせたい’
’今まで経験(いき)た解答見たい’
そんなトコがあるうちは、
いまだ経験、活かせぬうちさ。
こんなにもなった俺ならば、
人の評価はいらぬだろうよ。
自分の心(うち)で誇れるような、
「こんなにも」の自分になりたい。
「考える。」
考える。
考える。
考える。
考える。
感を得る。
情を得る。
「忘れえぬもの」
忘れえぬものあるのかい。
次から次へ忘れてちゃ、
あんたの心は虚(から)っぽだろう。
刻めば忘れていいだろう。
感じて忘れていいだろう。
それが忘れえぬものだろう。
「価値感」
人に下らぬことだろうとも、自分の中ではクソ大事。
「でっけぇ未来。ちっちぇ今。」
でっけぇ未来(明日)を見てるから、
ちっちぇ今(日々)を見据えてる。
でっけぇ未来(夢)を為すのだから、
ちっちぇ今(力)を蓄える。
でっけぇ未来(自分)に成るのだから、
ちっちぇ今(自分)を大事にする。
でっけぇ未来の為ならば、
ちっちぇ今を生きてやる。
「すたれぬ ことば)」
すたれぬ言葉がそこにある。
感情からの出(いで)たる言葉。
「好き」もすたれぬ。
「嫌い」もすたれぬ。
すたれぬ言葉は本当さ。
ホントの心がそこにある。
すたれぬ言葉は伝える言葉。
「俺の人生(1997)」
イカレてる。
未来(あと)にも過去(さき)にもイカれてる。
いったい何を求めるか。
それをつかんで何が残るか。
何をも捨てて、
何かを求めて、
それがいったいなんなんだ。
それでもなぜだかやらずにはおれない。
誰もやれとは言っていない。
だから、これが、俺の人生か。

イカレてない?
DesignFesta vol.6の二日間にて100冊を売るという(俺の中で)驚異の冊子♪
最後の「俺の人生(1997)」は『自我持参!』の「俺の人生」の1997年版です。
と、「すたれぬことば」の漢字は勝手につくりました。
こんな漢字はありませんのであしからず。

                              
20020111.TAKE