一応メインとなる『cry for the Moon』の相関図を書いてみました。
すべて秋月ワールドの設定になってますので、原作とは違う部分がかなり存在します。
ついでに言えば、書いた話しは警察小説のノリになっています。(『月に眠る祈り』は、警察小説だと友人に大笑いされたし……いいもん、どうせ探偵モンなんて書けないやいッ)



工藤新一(18) T大法学部在籍。コナンから工藤新一に戻ってからは1年弱が経過。ただし哀が再開発した薬効に関しては未だ不確か。
APTXを投与され、コナンになってからは、ホメオスタシス機能(体内環境の恒常性)が障害を起こし、先日、服部の前で初めて発作を起こして倒れている。
服部平次の甘やかし上手の綺麗な恋人。世間からは月のような冷ややかさで推理すると言われているが、服部と極限られた人間の前では、感情が豊かになる。特に恋人である服部と二人の時は、平気で挑発行為に出る事も珍しくない、服部曰く、タチの悪い、天性のヒトタラシ。
寿命を司る染色体末端に位置するテロメアも障害を起こしているが、実際寿命が伸びているのか、未だ不明。
ラストをお楽しみにとしか言えない。
服部平次(18)
高校卒業と同時に、工藤邸にて新一と同棲中。新一同様T大法学部進学。
新一の肉体の秘密を哀から語られ、日々苦悩を深めている新一の心配性の恋人。ついつい過保護に接しては新一に足蹴にされている。哀曰く、それでも大人である事を課している服部は、見守る強さをもっていると言う事らしい。
新一が真実を求め走り出した今。それを止める事もせず、見守り続けて行くだけの強さを持っている。
新一曰くタラシでナンパ。その自覚のある事が、尚いっそう救いがないかもしれない。が、今では誠実に綺麗な恋人を愛している。溺れないように自戒している当たり、大人なのかもしれない。秋月をコナンに転ばせた原因……。
剣の天才。
黒羽快斗(18) 大学進学はしているが、在籍校は不明(……単に秋月が考えていないだけ)
表の面は大学生であり、天才マジシャン。裏の面は、ICPOより手配書が回っている国際手配ナンバー怪盗1412号。通称怪盗キッド。コナンだった当時の新一を知る数少ない人間であり、現在では新一と服部と、奇妙な友好関係が形成されている。裏と表の顔を持つが、その本質は一番判らない謎のヒト。寧ろ裏の顔はストッパーに近い。(私と僕と、俺か?まぁ流石にマジシャンではあるが、妖糸は扱わないだろう…多分……でも使いそうだよな、黒羽さん……) 
哀ちゃん曰く『魔法使いさん』、新一曰く『詐欺師』服部とは奇妙な友好関係を築いている。
悪友同志の会話を案外二人揃って楽しんでは、新一に足蹴にされている。新一の泣き場所。
秋月のイメーシでは堕天使。
灰原 哀      本名『宮野志保』新一の肉体を小さくしたAPTXの開発者。元々は黒の組織の遺伝子部門に従事。組織の末端部門には、『ヒトゲノムプロジェクト』に関与していた形跡あり。ゲノム創薬開発にも関与。新一が取り敢えず工藤新一に戻ってからも、小学生の姿で過ごしている。それは新一の肉体を戻した薬が、いつキメラと化すか判らない不確かなものであるか判らない為。(『月に眠る祈り』参照)服部曰く『嬢ちゃん』、快斗曰く『哀ちゃん』
新一の知らない場所で、涙を流して新一を想っている少女。
江戸川コナン 現在は、アメリカに在る両親の元に帰ったと、新一も服部も周囲に説明している新一の仮初の姿。(秋月は、初めてコナン観た時、声聴いてテレビの前で真っ白になりました。『味吉陽一』が喋ってるのかと本気で思って、何て根性悪そうなガキやと思ったのが、コナンとの出会い……。何せ秋月の周囲は、全員その感想を抱いていたという顛末付き…。未だ秋月が新一受けに行った事を、周囲の人間は指差して笑って下さる)
阿笠博士 新一の幼い時からのお隣りさんで、新一も知らない新一の秘密も知っている一人。それは快斗にも関連している。新一の良き理解者であり。助言者。
コナンだった当時、様々なメカ発明している事からも判る様に、電子工学では国際評価を受けている有名人。その事を、新一は知らなかった。現在哀ちゃんの保護者。
毛利 蘭(18) 新一の幼馴染み。どうやらそれ以上関係に発展しないだろう事を予感しては、不安を募らせている。現在母である妃 英理と同じ弁護士を目指し、大学は法学部在籍。ただし当然T大じゃない。
遠山和葉(18) 平次の幼馴染みであり、現在蘭と同じ大学に進学。父親の後を継ぎ、警察官僚になる為、蘭同様法学部に。平次に対して異性を感じてはいるが、幼馴染みの関係を超える事はできない事を蘭同様予感している。
毛利小五郎 元警視庁刑事部捜査一課強行犯5係主任刑事。退官時の階級は警部補。
オヤジ好きな秋月は、小五郎さんにドリームな設定を使用しています。主任刑事は現場捜査の指揮官。
ノンキャリで警部補まで出世していればエリート。所轄だったら係長だもん、警部補は。誰がなんと言っても、刑事の時の彼は、優秀だったの。だって無能モノは、一課に異動できないシステムだから。101在る所轄の中から、えりすぐりの人材集めてるんだもん。だから刑事の時の小五郎さんは、優秀だった筈!(どうだ、ドリームだろう……)
新一がコナンに戻ってからは、まぁそこそこな探偵業をこなしている。
妃 英理      未だ旦那と別居中。原作の彼女は、法曹界のクィーンらしいけれど、民事と刑事、どっちか専門なんスか?アメリカ型のビジネスローファームじゃないだろうし。(まぁ弁護士が金とれるったら、当然民事なんだけど…)
秋月ワールドの中では、刑事弁護専門で、当番弁護士も勤めている。妃法律事務所のシニア・パートナー。(『双貌の月』で登場します。『双貌の月』は、リーガル・サスペンスの宗教関係ネタ……段々探偵モノから離れて行くな…)
後輩に、横浜でアメリカ型ビジネスローファームを経営している、ナショナルローファームのシニア・パートナーの高岡淳平(『正○が勝つ』よりのご登場)が在る。
月山紀子      警視庁刑事部捜査一課唯一の女性キャリアにして、キャリア唯一の管理官。
被疑者逮捕率・起訴確定率・公判有罪率は、一課古参の管理官を押さえて常にトップ。ただし初代一課キャリア管理官(当然の事ですが、室井慎次さん)を勤めた人間の影響を色濃く受け継いで、破天荒な性格と傍迷惑な行動をしている事も数多い女性キャリア。ただし現場の重要性を理解している事からも、捜査員からの人望はある。(某監察医ドラマよりご登場)
目暮警部 警視庁刑事部捜査一課強行犯5捜査係々長(正確に書くと、こうなる筈…殺人課なんて課は警察には存在しないので、殺人事件を扱うなら、強行犯。そんでもって警部の階級は、広域指定本部なら係長。係長は、通常現場にでないデスクが仕事。 管理官と、捜査の指揮系統を主に扱ってる筈なんですけど…)
新一の父、工藤優作とは古くからの顔馴染みであり、友人の息子である新一の探としての資質を理解している。が、彼の天の才の不幸は理解していないだろう。
島津一課長 警視庁刑事部捜査一課長。階級は警視正。ノンキャリ刑事の最高峰。警視正から国家公務員になるので、彼は地方公務員ではなく、国家公務員。初代キャリア管理官から続いて、現在は月山紀子のキャリアとは思えぬ行動に、を痛めている。(誰もが知っているとは思いますが、某警察ドラマよりご登場)
服部平蔵 服部の父親であり、大阪府警本部長。階級は警視長。大阪府警本部は、キャリアにとっては出世コースの通過地点。キャリアの任期は2、3年。いい加減中央に戻ってくれ。じゃないと、出世コースからはずれてしまう。っと言う事で、近々秋月ワールドの中では、異動予定。近畿管区警察局長か、警察庁長官官房総務審議官か、その当たりだろうか?じゃなきゃ、内調室長(警察官僚のポストなので、一応…)現在のポスト考えるなら、服部は遅い子供だったのでは?じゃなきゃ、服部の上には兄弟がある筈。でも服部は一人っ子だよな…。
内外で『鬼の平蔵』と恐れられている当たり、彼も相当無茶をしたキャリアと思われる。監察制度の徹底を図って頑張って貰いたいもんだ。
黒の組織 秋月ワールドの中では、表面上では、壊滅している事になっている。が、実態は皆無。組織解体時、捜査日時が漏洩していた可能性もあり、何処から何処まで彼等の関与していた犯罪かも判らず、また何処の省庁機関に情報網を持っていたかも判らないが、省庁が関与していた可能性を、新一も服部も、疑っている。
組織解体時、捜査権を握っていたのは当然刑事部ではなく警視庁公安部。その上の警察庁警備局、長官官房国際部国際第二課。地検公安部に内閣情報調査室と、安関係が実験を握っていた。インフォーマルな企業体やブラックマーケットにも関与。詳しい実態は、組織壊滅と同時に闇の中へ。




 とまぁ、こんな感じです。今後の豊富としては、取り敢えず『双貌の月』を書く事。妃さんご登場頂いてのリーガルサスペンス。妃さんの依頼で動くんですわ、工藤さんと服部さん。でもねぇそうなるとちょっと問題が…刑訴法がひっかかってしまって、被疑者と接見できないんですよねぇ、工藤さん達……。公判中の面会って規制あるし…いくら探偵として有名でも、司法は融通利かせてくれんだろうし…。どうすっかなぁ。
 ネットで書ききれれば、工藤さんと黒羽さんの馴れ初め編。てっとり早く、『世紀末の魔術師』その後あたりから。ブラックオークションとインフォーマルな企業体との癒着を是非。捜査二課と捜査三課関連だねぇ、そうなると。中森警部に頑張って貰おう。でもやっぱ権限は、ICPO日本中央事務局になってる、警察庁長官官房国際部国際第二課に持ってかれそう……。



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