オリジナル曲

「NAGOYAのデイト〜地下鉄に乗って」の他にも、オリジナル曲があるので、

そのいくつかを紹介します。 ( 現在、5曲の歌詞を載せています。)

なお、背景のメロディは、「カーボンデイルの初夏」の初めの部分です。

 

  ● カーボンデイルの初夏 (家田重晴 作詞・作曲)

 

  ● セカンド・ウインド (家田重晴 作詞・作曲)

 

  ● 嘆き鳥 (蔦川 健 作詞/岡 政秀 作曲)

 

  ● 2076年のメッセージ (家田重晴 作詞・作曲)

 

  ● どぅ・ゆ・わに (岡 政秀 作詞・作曲)

 

   ソフィアの微風(そよかぜ) (家田重晴 作詞) 

 蒲郡市立ソフィア看護専門学校の校歌募集(蒲郡市市制50周年記念事業)

で、作詞部門に応募した作品が校歌に採用されました。(2005年3月)

 http://www.city.gamagori.aichi.jp/fukusi/kango/koukabosyuu.htm

 

 

 

                    カーボンデイルの初夏

                              (家田重晴 詞・曲、 岡 政秀 編曲)

 

1  夏が突然にやってきた       長い冬のあとに

   さわやかな風もほんの少しだけ  とても けだるいけど

   イリノイ通りの夜には        学生があふれて

   ハローウィンみたいに騒いでる  僕も ただ何となく

   素敵なことに出会いそうで     うれしくなっている 

2  今日はダニエルのアパ−トに    昼御飯を食べにきた

   金ちゃんはベッドに寝ころがって  本を読んでいる

   僕は壊れそうなベランダに      いすを持ち出して

   下では水着の連中が         フライングディスクで遊んでる

   誰かが音楽をかけていて      乾いた音を聞かせてる

3  この夏はシカゴに帰る        金ちゃんの代りに

   ダニエルとこの部屋に住んで    うまい物を作るつもり

 * 隣のレディは真夜中に       ブギ−を踊るって

   金ちゃんはこぼしていたけど    それも楽しみのひとつ

   新しい季節が始まって        またいいことありそう

 

 * 隣のレディは真夜中に       ブギ−を踊るって

   金ちゃんはこぼしていたけど    それも楽しみのひとつ

   新しい季節が始まって        またいいことありそう

   新しい季節が始まって        またいいことありそう

 

歌詞の解説

 米国イリノイ州にカーボンデイルという小さな町があります。南イリノイ

大学という州立の大学がある町で、大学関係者3000人くらい、地域の

住民2000人くらいが住んでいます。要するに、大学の他には何もない

ようなところです。

 私は、20代の一時期、ここで留学生活を送っていました。毎年、学期

終了後の5月中頃に、寒さを引きずっていたような気候が一転して、夏

になったかのような暑さがやってきます。この歌は、学期と季節の変わり

目になるような時期の出来事を描写したものです。新しい季節と新しい

生活への期待感が込められています。

 

 

                     セカンド・ウインド

                             (家田重晴 詞・曲、 岡 政秀 編曲)

 

A1  汗に なる ウォ ウォー       体が 溶けてく  

    波の 中に ある            記憶の 泡が 揺れる

    僕達の 生まれた           遠い 昔の

    原始の 海を ただよう        深い安らぎ

A2  風に なる イェ イェー        体が 透きとおる

    空を 高く 舞う             天使 達が 降り立つ

    歴史の  始まる            はるか  以前の

    カオースの宇宙にいだかれる    永遠(とわ)の 静けさ

 

B1   セカンド  ウインド         セカンド  ウインド

    はるかな場所へ 僕らを導く 

C   映像がゆっくり 流れる        加速された 伝達

    レイジーな時間は快感のスーパー  ドーミナンス

 

A3  息に なる ヘィ ヘィー        体を 旅する

    ミクロの レベルの           みずからに 出会う

    満たされた 細胞の          さざめきを 見つけたら

    命の 力の 喜こびに         震える はずさ

B2   セカンド  ウインド         セカンド  ウインド

    進化を させる 心の 回路を

     セカンド  ウインド         セカンド  ウインド

    はるかな場所へ 僕らを導く 

     セカンド  ウインド         セカンド  ウインド

    進化を させる 心の 回路を

 

歌詞の解説

 ジョギングなどの有酸素的な運動をしているときに、極めて心地良い

不思議な感覚を覚えることがあります。この現象は「セカンド・ウインド」

と呼ばれています。「新しい風が吹いてきたような気持ち良さ」という意

味でしょうか。

 これは、そのセカンド・ウインドの「不思議な快感」を、なんとか歌にし

てみようと試みたものです。ドーパミンやベータ・エンドルフィンなどの

脳内ホルモンが分泌されたときの感覚に近づきたいと考えていたら、

幻想的な歌詞になりました。

  

 

                       嘆 き 鳥       

                                  蔦川 健 作詞、 岡 政秀 作曲)

 

1   おぼろ  月さえ かき消す ような

    嵐の   夜 は 

    ラムネ 色した ランプの元で

    熱き 思いをたどりつつ  まどろめば

     かなたに    聞こえる  あの

    羽ばたきの   音

     あー   あー    僕の嘆き  鳥

 

2   色紫の カーテン ゆらめく 

    夜風に  酔えば

    墨絵の 国の  浮かぶ街から

    銀の さざ波  越えてくる  黒い影

    胸に  打ち 寄せる   あの

    悲しみの     声

     あー   あー    僕の嘆き  鳥

 

解説

 誰の心にも、悲しみの鳥がすんでいるという歌。

 蔦川と岡の作品です。

 レトロ感溢れる名曲だと思います。 

 

 

                    2076年のメッセージ

                             (家田重晴 詞・曲、 岡 政秀 編曲)

 

A1   カウンタ−カルチャ−  フラワ−ジェネレイション

     反戦運動と  セットの メイク・ラブ

     空のル−シ−  ミステリ−ツア−

     そして ジョンは人類に 問いかけた

     in the year 1967  

     「愛こそがすべてかい?」 

A2   あれから 世界の   繰り返した

     回転運動と   ロケットの ウォ−ブレイク

     進んでるの?  どこに 行くの?

     宇宙の 神様に   聞きたいよ

     in the year 2001 

     僕は 君のそばに いる

B    トランセンデンタル   メディテ−ション

     過熱した  脳 を 冷ませ   

     行き着く先は  現実の  「ブレ−ドランナ−」

     ノ− モア キル フォ− ピ−ス

A3   新しい 惑星に  リセットしたら

     国境も 宗教も  当然ないよねえ

     夢みたいな 話だけど

     ジョンの想像が  本当に  ならなきゃ

 *  in the year 2067

     誰が 地球を 見つめる

 *  in the year 2067

     誰が 地球を 見つめる

 

解説

 ジョン・レノンの「イマジン」を念頭に置いて作りました。 ビー

トルズの曲名など、70年代を中心とした時代のキーワードを、

コラージュ的に歌詞にはめ込んでいます。

 曲は、ブルース進行のコーラスを繰り返す中に、一カ所「サ

ビ」を入れた形の構成です。

 なお、「イマジン」では、天国なんてないって想像してごらんと

歌っています。 僕たちの上には、ただ空があるだけだと。 ま

た、宗教もないって想像してごらんとも歌っているようです。

 私の曲でも、考え方は、基本的に「イマジン」と同じです。

2番の歌詞に「宇宙の神様」という言葉が出てきて、ちょっと紛

らわしいのですが、これは「宇宙の成長」や「生命の進化」の神

秘性を示すものとして使った言葉であって、特定の宗教に関係

するような神様を意味するものではありません。

    

 

                     どぅ・ゆ・わに?

                                     (岡 政秀 作詞作曲)

 

1  素早い目線で 合図は パーティー

   何しても かにしても   All right!

       話題は ぎょうさん ファンキーな にいちゃん

   やめるなよ 無理しろよ  All right!

 

 * いつでも Com’on  ふれれば Stan’up

   ときめき Right on

   Go,Went,and Gone!

** どぅ・ゆ・わに  どぅ・ゆ・わに

   どぅ・ゆ・わに  どぅ・ゆ・わに

 

2  隠せぬくらいの セクシーな Body

   さりげなく しどけなく  All right!

   似合わぬ冗談  いわゆる「お嬢さん」

   そのドレス 素敵です   All right!

 

 * いつでも Com’on  ふれれば Stan’up

   ときめき Right on

   Go,Went,and Gone!

** どぅ・ゆ・わに  どぅ・ゆ・わに

   どぅ・ゆ・わに  どぅ・ゆ・わに

 

** 2回 繰り返し

 

解説

 岡の、とても元気がある作品です。 私にはない感覚で、

大変おもしろいと思います。 サビには、笑ってしまいます。