書展　各紙批評　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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美術新聞社　『 書道美術新聞』７５５号（２００２年７月５日）

　 　 　　井垣清明代表の同会の会員展。今回展の出品は全紙タテ二枚継ぎ（６点）を最大に
　　　二×八尺などの大作を中心に小品までの７６点。一人１〜４点。漢字が大半で篆刻、
　　　漢字かな交じりも。
　　　　　漢字は陸放翁、寒山、白楽天の詩などを素材にした篆書、金文、甲骨文などで、米フツ、
　　　董其省などの臨書も。
　　　　創立者井垣北城の遺墨を特陳。
　　　　代表は全紙二幅の「節録列女伝」、楼蘭残紙尺牘の臨書など四点。
　　　主な出品は山田黙窓、市村鹿城、岩見松雪、宇佐見梅窓、福井素雪、森東風、加藤丘東、
　　　滝沢春竹、飯塚春風、根本泉山、田辺白峰、高野静水、岡田春圃、吉田春光、竹内桐峯
　　　ほか。