化粧散策


 
「大庭寺」
御祭礼の書体にはパターンがあります。今回の大庭寺により近い書体の町は、磯之上(H6)、木積(H8)、太井(H10)。

縦と横の帯では柄が異なります。(昨年新調の小阪の常幟のチチ・フチも希少)
  
こちらの旗屋さんでは初の採用(?)。チチの隅には、可・勝・☆・網目の印があります。(小阪の宮入幟同様)
  
斬新な色の交差旗。壽、そして交差旗の銀刺繍は希少

水引幕の縫目は金糸

旧市宮本町の下地と刺繍
  
かつての村社、弁天社(弁天さん)の三ッ盛亀甲に剣花菱の紋を新たに起用。
(同紋は法被を始め、脇障子兜桁や梃子尻、幌、小旗、団扇、タスキにも使用されている)
弁天社に因み番号持ちには弁財天   纏頭には琵琶を配置 
  
後旗中央と殿纏には琵琶の撥(バチ)を採用
  
大屋根前面と小屋根面に三ッ盛亀甲に剣花菱の紋。(軒下には赤ライン、正面枡合部分は段差を付けている)
    
琵琶の纏 (腹版には半月、撥面にはホログラム調の三ッ盛亀甲に剣花菱の紋) / 吹きチリは継承