化粧散策


 
 「大北町」
   

控えめな肉盛。

個人的にはこの肉盛り感の幟
町名旗が好きです。
町名旗の 社紋の掛け合わせが正準へ。町名書体も先代時とよく似ています。  
 




橘&木瓜 → 木瓜&橘



三方正面のデザインも一新
   
   

 吹きチリの橘紋は銀刺繍   宮入幟は上部のチチの両端に
橘と木瓜紋を配置
   

上は大北の意匠、下は社紋


交差旗は、木瓜と橘の対 裏面は丸<大北>  旗棒のジョイント部分にも意匠
 


 入魂式では宮入後に交差旗を入れ替え。 旧市北町も同タイプの三方正面 
 
 今回の大北町の様にここまで以前の化粧を復刻新調した町は稀ですね。

豪華絢爛な化粧が主流の昨今、私的には上品・優美で趣や味わいのある化粧が好きです
   

 
先代時との比較
   


 
 先代時、H10年〜の町名旗と幟。  町名旗、吹きチリ伴に瓢箪を下げていた
 
 
新調地車の常幟
  H10年新調の吹きチリ。
(それ以前の吹きチリも一本ラインですが社紋、町名は無く、白地の部分は淡い水色だった)
 上部のチチの数の多さは先代時の
宮入幟を彷彿させます。
 


 入魂式では宮入後に交差旗を入れ替え。 旧市北町も同タイプの三方正面 
 2007年久方ぶり?に先代交差旗を装着した時の様子。  端の町名書体も新調のとよく似ている
 この交差旗装着当時はあわじ結び。


S63年に大修理。
懸魚が「雲海に夫婦鶴、御幣」
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同時に金縄・水引幕・交差旗を新調
(紺の町名旗は前年に新調)
  S42年屋根新調 (雲海に夫婦鶴、御幣)、S52年大修理・屋根新調 (浜千鳥)  
 
 

以前の三方正面



2007/3/25 撮影
 今回の大北町の様にここまで以前の化粧を復刻新調した町は稀ですね。

豪華絢爛な化粧が主流の昨今、私的には上品・優美で趣や味わいのある化粧が好きです